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第3話

例の一善
そこにいたのは、綺麗な小さな白猫。

なにこの猫。かわいい。てか美しい。


あなた

あ…この猫、ちょっと濡れてる

急に降り出した雨のせいか、綺麗な白い毛並みがぺったんこ。
しかもところどころ泥で汚れてる。
あなた

君も雨宿りなのね。

わたしは猫の隣にしゃがみこんで、カバンからハンカチを出す。

今は亡きおばあちゃんからもらったかわいい花柄のハンカチ。
これで泥で汚れた猫を拭くのには抵抗があるけど…

あなた

おばあちゃんごめんね。許してくだせぇ!

ハンカチで猫を優しく包むようにする。

「…ミャア」

拭いてあげると、嬉しそうに(多分)鳴いてる白猫。

ちょっとだけだけど元気になったみたい。
しかもこのハンカチ気に入ったみたいで離してくれないし。

あなた

ニャンコちゃぁん離して~!!

「ニャァァ!!」


コイツ…ちょっとどころじゃねぇ…元気になりすぎや…

にしてもこのハンカチ気に入りすぎだろ…


あなた

はぁ…君には負けたよ…そのハンカチ貸してあげる。ちゃんと返してよね!

白猫をビシッと指を指す。


……何してんだろ私。
猫が返しに来るわけないだろ。私ってば雨で頭おかしくなっちゃったのかな(?)

あなた

…あれ?雨止んでる

空を見ると雲の間から太陽の光がちらちら射し込んでいた


あなた

じゃあね、ニャンコちゃん

立ち上がって白猫に手を振る。

「ミャア」

…猫は私なんて気にもとめずハンカチで遊んでるけど。

もうちょっと懐いてくれてもいいじゃん。もう。


ちょっと猫を睨みつけてわたしは神社を後にした。






________この時の私は、あんなとんでもないことが起きるなんて思ってもみなかったのだ_____(?)