第12話

1,112
2019/08/14 02:12
しばらく片手を引かれて













歩いた。













駿佑
ねぇ、あなたちゃん。












突然にみっちーが話し出した。













駿佑
俺にしない?
あなた
え、?
駿佑
流星なんか辞めてさ。
あなた
駿佑
俺はずっと 

あなたちゃんの事好きだったよ。
あなた
駿佑
子供のころからずっと。
あなた
駿佑
引っ越して。

ずっと。ずっと。

あなたちゃんを探してた。
あなた
駿佑
だからもう俺にしなよ。
あなた
駿佑
ダメかな?
あなた
ダメな訳じゃない。
駿佑
…!…なら…!…
あなた
でも、ごめん。
駿佑
え…
あなた
ちょっと考えさせて。
駿佑
…うん。












それから。













みっちーとは、













さよならして。













自分の家に帰った。













ガチャ













あなた
ただいまー












今日も













誰もいない部屋に声をかける。













ドサッ













ベッドにうつ伏せに倒れて。













悩む。

















みっちーと流星くん。













ちっちゃなころからずっと













大好きだった。













引っ越しが決まって。













二人と別れて。













流星くんにはなくて













みっちーにはある













気持ちに気付いた。













''好き''













ってこと。













でも。













もう会えないからって













諦めてた。













こんな時













私はだれに相談するんだろう…













一番最初に頭に浮かんだのは














間違いなく













君だった。



























プルルルルプルルルル

















???
もしもし?

あなた?どないしたん?























































































ねくすと。

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