第4話

223
2022/10/10 10:00
夢の続きは見れないけど
意を決して、お礼しに花屋へ向かう。
伏黒は任務になって、俺一人で。


ー信号待ちー
虎杖悠仁
(花屋を眺める)いねーなぁ…休み?
店の中に居る彼女を見つけた。
虎杖悠仁
フー…オシッ こんちわ〜
あなた
あ、こんにちは。ニコ
虎杖悠仁
あ、///…ハハ こんちは〜。ハハハ…
…えーっと///
ヤバい、緊張する〜
あなた
ㇷん?
虎杖悠仁
///えーと…元気な感じ?の花…キョロキョロ
あ。このヒマワリ。
あなた
ん?ハハッ元気な感じですよね。
プレゼントですか?
虎杖悠仁
///あ、まぁ。えと、1本下さい。
あなた
ハハ、はい。
ヒマワリを1本。彼女のイメージ。
慣れた手付きで、リボンまで付けてくれた。
虎杖悠仁
…こないださ、ボタンありがとう。
あなた
いいえ。ちゃんと付いてますね。フフフ
ハイ、できました!
虎杖悠仁
あ、///ありがとう。
あなた
高専に良くして貰ってるんです。
ウチの店。
だから、校章見てすぐ分かりました。
虎杖悠仁
そ、そーなんだ。へ〜・・・
オレの同級生も、ここでたまに買ってるって
アレンジが上手いって言ってたよ。
あなた
ハハホントに?・・・嬉しい。
どーしよー。
ずっと見てられる///笑顔ヤベーって。
虎杖悠仁
うん///あ、いくら?
お礼のつもりで、ヒマワリ渡したかったけどさ
初めて話すヤツに渡されたら
気持ち悪がられそーだし、持って帰ることにした。
あなた
あ、喜んでくれるといいね。
虎杖悠仁
あ。これ?俺の部屋にな。ハハ
花のある生活?してみっかなーと思ってさ。
何か元気になりそーじゃん?
あなた
ハハ元気になるよー。
声掛けてあげてください。あ!そーだ
コレって、花が長生きできる栄養剤を貰ったんだ。
あなた
毎日、声かけてコレ水換えの時に入れたら
結構長持ちするんだよ。
虎杖悠仁
・・・ふ〜ん。コレ入れんの?
あなた
そうそう、数滴ね。わかんない事があれば
いつでも聞きに来てください。ハイこれ。
?・・・ん?
虎杖悠仁
///あ、いや。
一瞬触れた指が冷たかった。
虎杖悠仁
あのさ、
あなた
虎杖悠仁
///あ、いや。ボタンも、コレも
ありがとなっ。
あなた
ニコ うんっ///ヘヘヘ
買ったヒマワリを瓶に挿して
話した時の彼女の顔や声、触れた指の冷たさを
思い返した。
虎杖悠仁
長生きしろなっ。ツンツン
花に声を掛けた。当然返事は無いんだけど
ちょっと彼女がそこに居る感じがしてさ
なーんか、自分が少しだけ大人になった気がした。
五条悟
どう思う〜?
ま、悪さする訳じゃないだろうし
良いっちゃ良いんだけど。
七海建人
虎杖くんにはハッキリ存在して視えている。
彼の耐性からして問題はないと思うのですが…
ただ、このままだと…
五条悟
だよねー・・・

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