第66話

story56
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2022/04/06 05:01
これは憂太が留学に行く前のこと__________
五条悟
ねぇ憂太
乙骨 憂太
? ((チラ
五条悟
君に頼みたいことがあるんだ、
乙骨 憂太
僕に…ですか?
五条悟
うん…あなたのことなんだけどね
乙骨 憂太
あなたちゃんのこと…?
五条悟
あなたはアツが呪詛師になった後からだけど…色々あってさ、
五条悟
憂太が来る前はこの10年間くらい部屋に閉じこもってばかりだったり、任務の時以外外に出なかったり、悪夢ばっかり見たり
五条悟
……非術師に手を出そうとしたり…
五条悟
荒れてたんだ
五条悟
入学する前の憂太みたいに…
“人と関わろうとしなかった”
乙骨 憂太
ッ…
五条悟
でもね…憂太が来てからかな
五条悟
憂太が頑張る姿を見て、あなたの中で何かが変わったらしくてね…
乙骨 憂太
五条悟
憂太が高専に来てどんどん明るくなっていくと同時にあなたも前向きになっていったんだ
五条悟
僕がどうやっても変わんなかったあなたがね、
五条悟
だから僕に何かあっても…何も無くても……あなたのこと頼みたくてさ
乙骨 憂太
僕も…
乙骨 憂太
僕が変われた理由もあなたちゃんなんです…
乙骨 憂太
みんなと…あなたちゃんとこの半年過ごしてきて、あなたちゃんは表ではいつも元気だけど…
乙骨 憂太
中には何か色々と抱えてそうだなって……
乙骨 憂太
その後夏油の事を知って…
乙骨 憂太
こんな華奢で僕よりも年下の子がこんなに
も大きい闇を抱えているんだなって思って…
乙骨 憂太
そんな時あなたちゃんと2人で話す機会があって言われたんです



……

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