プルルル
「もしもし〜?」
「あ、もしもし?私」
「え、新手のオレオレ詐欺!?()」
「ちげーよクズ」
「なーんてねッッめんご☆」
「ハァ…で、私は無事だから」
「ん?どゆこと?」
「今鬼殺隊のとこいる」
「マジ?」
「マジ」
「ま、でもさっきの任務で倒れてたとこ拾ってもらったって感じ」
「…倒れてたって?」
「そうそう、さっきの任務で領域展開したら体力持たなくてな…」
「あ、でもちゃんと祓った」
「そっか、了解」
「いつ頃帰ってくるー?」
「さぁね…わかんね」
「後今からお偉いさんとこ行くらしい」
「勧誘されるかもな、」
「……もし気が変わって鬼殺隊に入る……とかなったらちゃんと報告してね?」
「あーナイナイ」
「フッそっか、」
「ま、じゃあ気を付けてね、」
「うん、ありがと」
「じゃあね〜!」
ツーツーツー
………
準備のために動こうとした時………
痛ッ
腹の方から痛みがした
恐る恐る見てみると
傷が針で縫われていた
反転術式で治すか……
隣の棚に偶々置いてあったピンセットで一本づつ糸を抜く
地味に痛い…()
傷は縫われたばかりらしく傷口から血が垂れる
ポォォ
傷がみるみるうちに塞がっていく
やっぱ反転術式…強いな……
そんな事を考えていると
あなたちゃ〜ん、そろそろ出るけど準備大丈夫かしら〜?
あ、はい
急いで抜いた糸とピンセットを隠して病室から出た
そういえば、私の服って…
あッそうね〜こっちにあるわ(ニコ
そう言って手招きをする
ついて行くと
そこには良い香りのする制服があった
汚れていたから洗濯したんだけど……
どうも…ありがとうございます……
‼︎いえいえ〜別に良いのよ(ニコ
それじゃあ…このままこの部屋使って良いから服に着替えて頂戴ね(ニコ
はい、
………
とても久しぶりに見た
相変わらずデカイな…………
“産屋敷邸”
屋敷の中に入る
もう決めたんだ
私は私でいると
何を言われても揺るがないと
あとは自分の本音を話すだけ
御館様、花柱胡蝶カナエです
入って良いよ
もう逃げない_______________
♡×5☆×1
次回『本編35』
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