第40話

story34
8,328
2021/07/09 10:12
プルルル
五条悟
「もしもし〜?」
夏油 あなた
「あ、もしもし?私」
五条悟
「え、新手のオレオレ詐欺!?()」
夏油 あなた
「ちげーよクズ」
五条悟
「なーんてねッッめんご☆」
夏油 あなた
「ハァ…で、私は無事だから」
五条悟
「ん?どゆこと?」
夏油 あなた
「今鬼殺隊のとこいる」
五条悟
「マジ?」
夏油 あなた
「マジ」
夏油 あなた
「ま、でもさっきの任務で倒れてたとこ拾ってもらったって感じ」
五条悟
「…倒れてたって?」
夏油 あなた
「そうそう、さっきの任務で領域展開したら体力持たなくてな…」
夏油 あなた
「あ、でもちゃんと祓った」
五条悟
「そっか、了解」
五条悟
「いつ頃帰ってくるー?」
夏油 あなた
「さぁね…わかんね」
夏油 あなた
「後今からお偉いさんとこ行くらしい」
夏油 あなた
「勧誘されるかもな、」
五条悟
「……もし気が変わって鬼殺隊に入る……とかなったらちゃんと報告してね?」
夏油 あなた
「あーナイナイ」
五条悟
「フッそっか、」
五条悟
「ま、じゃあ気を付けてね、」
夏油 あなた
「うん、ありがと」
五条悟
「じゃあね〜!」
ツーツーツー



………



準備のために動こうとした時………
夏油 あなた
痛ッ



腹の方から痛みがした



恐る恐る見てみると



傷が針で縫われていた
夏油 あなた
反転術式で治すか……



隣の棚に偶々置いてあったピンセットで一本づつ糸を抜く



地味に痛い…()



傷は縫われたばかりらしく傷口から血が垂れる



夏油 あなた
ポォォ



傷がみるみるうちに塞がっていく



やっぱ反転術式…強いな……



そんな事を考えていると
胡蝶カナエ
あなたちゃ〜ん、そろそろ出るけど準備大丈夫かしら〜?
夏油 あなた
あ、はい



急いで抜いた糸とピンセットを隠して病室から出た



夏油 あなた
そういえば、私の服って…
胡蝶カナエ
あッそうね〜こっちにあるわ(ニコ



そう言って手招きをする



ついて行くと



そこには良い香りのする制服があった
胡蝶カナエ
汚れていたから洗濯したんだけど……
夏油 あなた
どうも…ありがとうございます……
胡蝶カナエ
‼︎いえいえ〜別に良いのよ(ニコ
胡蝶カナエ
それじゃあ…このままこの部屋使って良いから服に着替えて頂戴ね(ニコ
夏油 あなた
はい、



………



とても久しぶりに見た



相変わらずデカイな…………





“産屋敷邸”





屋敷の中に入る



もう決めたんだ



私は私でいると



何を言われても揺るがないと



あとは自分の本音を話すだけ



胡蝶カナエ
御館様、花柱胡蝶カナエです
産屋敷耀哉
入って良いよ



もう逃げない_______________
♡×5☆×1
次回『本編35』

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