第66話

楽になろう
そんな事より早く!
早く消さないと!

今消さないと一生残る!
そんなの嫌だ
私がもう一度切ろうとした瞬間おそ松くんが私の手からカッターを取った
貴方
貴方
ッ離してよ!
まだ消えてないの!早く消さないと…リセットを!
おそ松
いい加減にしろ!
なんで邪魔するの?

ねぇ?どうして?

早く消さないと
早く早く早く早く早く早く早く

消えなくなっちゃう
早く早く消さないと!!
貴方
貴方
う”あ”あ”ぁ”ぁ”ぁ”あ”ぁ”ぁ”
六つ子
ビクッ
皆は私の声に驚いている様子だった
でも1人だけ私の所に飛びかかってきた
十四松
あなたちゃん!!!
貴方
貴方
ッ……
十四松くんは私の事を強く抱きしめた
十四松
大丈夫だよ 
安心して僕達が居る
トド松
あなたちゃん
手…大丈夫?
一松
僕、救急箱取ってくる!
そう口々に話し始めた

私の事を心配している様子だった
ありがたい……けど…

でも消さないと私が壊れちゃう
だからごめんね…
カラ松
あなたどうしたんだ?
私が立ち上がると何かを察知したカラ松くんが私に話しかけてきた

私は急いで勉強机に走っていき
ハサミを手に取った
チョロ松
え、ちょ!あなた!!!
チョロ松くんが止めに来ようとした
けど私はそんなの気にしない

私は手に持ってるハサミを首の近くに持ってきた
貴方
貴方
これ以上近づいたら私…首にハサミ刺すから!
もう親の迷惑とか知らない……
消せるなら死んでもいい

そうすればもう嫌な事思い出さなくていい


楽になろう…