第64話

多重人格なの?
…暇だなぁ~

先生に休む事言ったら教室で本読んでろだってさ

授業が終わるまであと10分

意外と長いな
少しだけ寝てようかな…?

私は目を瞑った
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チョロ松
あなた?起きて
おそ松
あなた~
貴方
貴方
ん……
私は2人に起こされて目を覚ました

もう10分経ったのか
寝ると時間経つのやっぱ早いな
貴方
貴方
あれ?
私が次の授業の準備をしようと筆箱を出そうとした

でも机の中には筆箱が入っていなかった

忘れてきた?
いや、そんなはずはない

朝確認した時入ってた
誰かに隠された……?
おそ松
どうした?
貴方
貴方
筆箱忘れちゃったみたい!
取り敢えず忘れたことにしとこう…
チョロ松
本当?隠されたりとかしてない?
鋭いな… 
でもあんまり大事にはしたくないし

言わなくても…いいや
貴方
貴方
うん!普通に忘れちゃった~
おそ松
あなたはドジだな~
チョロ松
ほら、僕の貸してあげる
貴方
貴方
ありがと!
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この調子で私の文房具が無くなる事が1週間も続いた

そしてもうひとつ

おそ松くん達の見ていない所で私が虐められる事が多くなった




現に今放課後呼び出されて殴り蹴られの繰り返しを受けている

でも私を虐めて来るのは女子だけだ
男子は気づいたら参加はしていなかった
貴方
貴方
うッ……
痛い…
お腹が破裂しそうだ…

周りがぼやけてきてる
西乃さとか
西乃さとか
今日はこれくらいにしといてあげる~!
そう言い残してその場を去っていった

女子は完全に私の事をストレス発散に使っている

本当にやめて欲しい……
早くリセットしたい
星野 光希
星野 光希
あなた!
大丈夫!?
光希そう言って私の腕を掴んだ

なんなの…光希は多重人格かなにかなの?
貴方
貴方
大丈夫に見えるの?
私がそう言うと光希は私の事を抱きしめた
気持ち悪い
やめて欲しい

私に触れないで欲しい
貴方
貴方
やめて!
私は光希を突き飛ばした