第68話

光希
あの後直ぐに救急車が来て今
私は病院に居る

私の手首の怪我はあと少し深く切っていたら手遅れになっていたらしい


チョロ松くんは傷が深かったけど
縫うほどの深さではなかったらしく

今は消毒などをしているらしい
ガラガラ

病室のドアが開いた
そこに居たのは光希だった

光希のお母さんも居た
貴方
貴方
……
光希の母
ほら、光希!
ちゃんとしなさい!
星野 光希
星野 光希
…悪かったね
光希は不貞腐れながら言った
光希の母
ちゃんと謝りなさい!
貴方が悪いんだから!
星野 光希
星野 光希
分かったから!
せめて2人で話させて!
光希はそう言って自分のお母さんを部屋から追い出した
光希の母
あなたちゃんに何かしたら許さないからね!?分かってるの!?
星野 光希
星野 光希
分かってるって!早く行って!
光希と話すの嫌だな…
こうなったの全部光希のせいなのに

顔なんて見たくない…
でも今はここから逃げたいと思わない

どうしてだろう……


光希が反省してるように見えるから?
ううん。気の所為だよ
星野 光希
星野 光希
私あなたの事ずっとずっと好きだった
貴方
貴方
なにをいってるの?
光希はいきなり何を言っているのだろう?

私の事嫌いって死ねばいいのにって散々言ってきたくせに

今度は私の事好きだって?
ふざけてるの?
星野 光希
星野 光希
死ねばいいのにって言ったの全部嘘だよ
あなたの心の中に私が残るように植え付けたかっただけ
それにしたって光希のやり方は陰湿過ぎる
滅茶苦茶だよ
貴方
貴方
なに……それ…意味わかんない
星野 光希
星野 光希
好きな子を虐めたくなるってよく言うじゃん?
星野 光希
星野 光希
つーか、私自分でもなんでこんな事になったか理解できないんだよねぇ~
光希はヘラっと笑いながら言った

まとめると私は光希の勝手な理由で傷ついてきたってこと?

なんなの…本当………