第54話

私じゃない
藍莉side

なんでなんでなんで6つ子全員が
あなたちゃんのこと好きなの!?

おかしいでしょ!

なんで私じゃないの?
あなたちゃんずるいよ…

あなたちゃんはいつも私のほしいもの奪って……
本人の自覚が無いから尚更腹立たしい
ムカつく



消えちゃえばいいのに……

でも、あなたちゃんは裏では光希ちゃんの事虐めてたんだよね?

腹黒すぎる…怖い

良いように考えれば光希ちゃんがこっち側に来たって事でいいんだよね?

光希ちゃんがいるならもう勝ち確じゃない?



あなたちゃんを確実に始末出来る………
西乃さとか
西乃さとか
藍莉?どうしたの?
知宮 藍莉
知宮 藍莉
ううん!なんでもないよー
今は授業中だった
授業に集中しないと



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今日1日みんなの目線が冷たかった
歩く時も邪魔だってぶつかられちゃうし……

もう早く帰りたい…

でも、この後部活があるからなぁ…
頑張らなきゃ…
ガラガラ
貴方
貴方
ッ何これ……
部室に入ると部屋は荒らされていた
貴方
貴方
誰がこんなことを……
このままじゃみんなに迷惑かけちゃう私が早く片付けないと

私が片付けていると部室のドアが開いた
そこに居たのは
知宮 藍莉
知宮 藍莉
あなたちゃん!
なにしてるの!?
貴方
貴方
藍莉ちゃん………
知宮 藍莉
知宮 藍莉
部室荒らすなんて最低!
どういう神経してんの!?
貴方
貴方
私はやってない!
来た時にはもうこうなってた!
私が必死に弁解していると
演劇部の人達が部室に入ってきた
先輩
先輩
2人ともこれはどういう状況なの?
貴方
貴方
私が来たときn(((
知宮 藍莉
知宮 藍莉
あなたちゃんが!!!
知宮 藍莉
知宮 藍莉
あなたちゃんがやりました
藍莉ちゃん!?
何言ってるの?

私やってないって言ったじゃない!
貴方
貴方
ち、違います!
私やってません!
先輩
先輩
………あなたちゃん?
それは本当なの?
貴方
貴方
ッ!
先輩は呆れた様な顔で私の目を見る

あぁ……きっと信じてもらえてないんだ…
ここで違うって言っても意味ないんだ…

もう事態を広めたくない…
カラ松
……
貴方
貴方
……私がやりました(*^^*)
私は力の抜けた笑顔で先輩の顔を見た
先輩
先輩
こういう事するあなたの神経が知れないわ
そう続けた先輩は私を睨む
カラ松
先輩…あなたはやってn(((
貴方
貴方
カラ松くんいいの!
私が…やったから…
私はカラ松くんにそう言った

どうしよう泣きそうだ……
我慢しなくちゃ…
先輩
先輩
後片付けちゃんと1人でしてよ?
私達は先生にお願いして他の部室を借りるから
そう言って先輩達は部室を出ていった