ー10年前当時10歳。この日は幸恋愛の誕生日の1週間前ー
ママ『幸恋愛〜』
ママ『今度さ。ジャニーズのオーディションあるんだけど受けてみない?』
パパ『ちょっと待って。ジャニーズって男子だけじゃないの?』
ママ『ほんと!応募しとくね。』
パパ『幸恋愛いいのか?』
パパ『そうか頑張れよ?』
その日履歴書を送ったら、1週間後返事が返ってきて、オッケーをもらったんだ。
ージャニーズ会場ー
ママ『ほんと?1人で大丈夫?』
ママ『そう。気をつけてねがんばって』
ー受付会場ー
受付『どうしたの?』
受付『もしかしてジャニーズのオーディション?』
受付『あのね。ジャニーズって男の子しか入れないんだよ。』
受付『そうなの…』
受付『え。あ!はい!わかりました。名前持っててね!』
〜オーディション終了〜
そう。結果は合格。幸恋愛はジャニーズJr.に。そしてジャニーズの一員となった。
受かってほっとしたのも束の間。次々と困難が舞い込んできて…この道のり…めちゃくちゃ過酷な道のりだったんだよ。この過酷な道のりは、次のお話にするね。
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!