カレーを作るためにスーパーに向かった
んー…カレーって、簡単そうだよね?
よし!!ハンバーグにしよう!!
急遽予定変更!!
スマホでレシピを調べて必要な材料を買った
部屋に戻り早速、作り始めた!!
玉ねぎを泣きながらみじん切りして
炒めて混ぜて…
ちょっと焦げちゃったけど
ソースで誤魔化した 笑
写真を撮って…
食べて見ると…
半生じゃーーーん!!
レンジで温めて
とりあえず火を通して食べてみた
意外といけちゃう!!
もっと練習しよう!!
ウキウキしながら片付けていると
インターホンが鳴り
モニターをみると康二の姿があったので
ドアを開けた
康二と恋愛映画を見る
目が合うと…
やってさ 笑
そんな康二が、可愛くて
ぴったりくっついて映画を見た
康二とは、良い雰囲気には、ならない
まぁー康二が、そういう雰囲気を作らない
って、感じやけど…
それから…
寝室のベッドで、何事もなく
朝を迎えた…(多分)
夜中に、キスされたような気がしたような
せんかったような…
ベッドから起き上がり
抱きしめられて
頬にキスをしてから
康二は、部屋を後にした
ちょっと康二にドキッとした
そして、その日から
私の料理作りが始まった
毎日何か1品は、作るようにした
こっそり舘さんに、連絡して聞いたりもしたけど
出来ることが増えるのが楽しくて頑張った
夜は、1人で寝るようになった
蓮は、相変わらず忙しそうだけど
もうすぐ落ち着くかな?って
言ってたし…
初めての手料理は、誰に食べて貰おうか
めっちゃ悩んでいた
そんな時、樹からたまたま連絡があり
部屋に来ることに
その後も、グダグダと文句を言われながらも
樹と2人きり久しぶりに過ごした
また、樹との日々が
始まると思うと
複雑な気持ちでもあり
嬉しくもあった
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!