第50話

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2021/11/28 13:30



樹と会わない日々が続いた…


ジェシーも、大我も、慎太郎も、こーちも

北斗にも廊下とかマンションで会うのに

樹だけは、会わない…



樹と知り合って2週間以上会わないのは、

初めて



そして、毎日 蓮は、家に来るようになって

遅い時は、康二や翔太、照が来たりする

時には、舘様やさっくん、ふっか

あべちゃんも一緒に来てたり…


ラウは、相変わらず忙しそうで

廊下で会ってハグだけする感じ…


2週間以上もそんな状態で

慣れてしまっていたある日…




蓮と夜遅くにスーパーで買い物していた


そこに、ジェシーと樹が居た




ジェシー
おっ!!あなたじゃーん!!
あなた
あ、ジェシー…
ジェシー
樹もいるよー
あなた
あ、うん…
ジェシー
あなたは、目黒と何してんの?
あなた
え?買い物…
ジェシー
だってさー樹
なんで俺?
ジェシー
いやー気になってるんでしょ?
は?気にならねーし
ジェシー
でもさー
いや、黙ってジェシー!!
ジェシー
久しぶりに、あなたに会ったからさー
  行くよ、ジェシー



樹は、ジェシーの服を掴み

別の場所へと行った



めめ
あなた?
あなた
ん?
めめ
帰ろっか?
あなた
うん…



樹…


元気そうだったな


良かった…



そんなことを考えながら



蓮と手を繋いで部屋に戻った




部屋に戻り

買った物を冷蔵庫にしまう



樹と会ってしまって

久々に樹のことを思い出してしまった



めめ
あなた?
あなた
え?はい
めめ
なんか、ボッーとしてるけど
疲れてるんじゃない?
あなた
全然大丈夫だよ?
めめ
お風呂沸いてるから、先に入っていいよ
あなた
うん…ありがとう…



バスルームに向かい

お風呂に入る



ダメだ…


樹のこと思い出しちゃった




考えていたら

脱衣場から蓮の声が聞こえた




めめ
あなた、大丈夫?
あなた
え?あ、うん
めめ
一緒に入ってもいい?
あなた
え!?いや…あの…



戸惑っていたら、蓮が入って来た



腰にタオルを巻いて


そして、湯船の中の私の隣へ…




めめ
あなた…何考えてたの?
あなた
え?
めめ
樹くんのことでしょ?
あなた
えっと…
めめ
樹くんも、あなたのこと考えてると思うよ
あなた
そんなこと…
めめ
でも、俺もあなたのこと考えてる
あなた
………
めめ
あなた…
泣いていいよ?
あなた
え?
めめ
ちゃんと泣きたい時に、泣きな?
あなた
大丈夫だよ?
めめ
あなた、寝言で時々
樹くんの名前言ってるよ?
あなた
え!?恥ずかしい…
めめ
だいたいは、俺の名前呼びながら
ぎゅってしてくるんだけど…
最近、丸まって樹…って
言ってる時あるよ
あなた
どっちも恥ずかしい…
めめ
寝ながら俺の名前呼んで、
ぎゅってしてくる時が1番好きかも…
あなた
んふふ…
めめ
俺だけのあなただって、思うし
あなた
今も、蓮だけだよ?



そのままお風呂で、何度もキスをした



私は、どうしたいんだろう?

樹のことも、蓮のことも…

みんなの事も…




めめ
あなた…おいで…



蓮と向かい合わせで、蓮の膝の上に座り

キスを続ける



目の前の蓮の胸に、全て投げ出して飛び込めたら

いいのかもしれない…


でも、全て投げ出すってことは、

樹のことも…



めめ
あなた…
やっぱり好きだよ…
あなた
蓮…



蓮にしがみつき

肌と肌をぴったりとくっつける



ドキドキしてる、私



蓮の心臓の音も早いのが、伝わってくる



めめ
あなた、ドキドキしてるね?
あなた
蓮も
めめ
バレた?
あなた…抱いていい?
あなた
うん…///



舌を絡めてキスをし


蓮の手は、私が感じる場所を辿る


いやらしい声が、バスルームに響く



あなた
んっ...///
れ、蓮……///
めめ
あなた…
もっと感じてる顔、見せて?



バスタブの縁に座らされて

足を広げられる…

秘部の中に入った蓮の長い指が

何度も良い場所を刺激し

潮を吹いた




あなた
れ、蓮…
もうだめ…///
めめ
もっと見たい…



私は、蓮のモノを口に含み

手と口で愛撫する…



バスルームに響く、蓮の吐息



めめ
あ…出ちゃうから…
あなたの中でイきたい…



そう言って、蓮のモノが、私の中へ…



それだけで、イきそう…



そのまま蓮のモノが、

私の良い場所を何度も刺激し



蓮は、私の中で果てた


めめ
あ…
あなた
ん…?
めめ
ごめん…中に…
あなた
え…?
めめ
早く流そう?
ほんと、ごめん…
あなた
あ、ごめん…
出来たら困るよね…蓮が
めめ
え?
あなた
だって…
めめ
俺は、困らないよ?
あなた
だって、蓮は…
めめ
今の仕事がだめになっても
あなたと子供ぐらい養えるよ?



あー…ダメだ…

そんなこと言われると思って無かったから

涙が溢れ出した


めめ
いや、ほんとごめん!!
あなた
違う…嬉しかったから…
めめ
え?
あなた
子供が出来たら、1人じゃなくなるなー
なんて思ってたから…
でも、迷惑だろうなって…
めめ
迷惑じゃない
それに、ずっといるよ。俺が
あなた
ありがとう…



1人じゃないって、わかってるけど

血の繋がる家族が居ないこと

本当は、心のどっかで物凄く不安だったんだ




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