流星「 あなた…… 約束… 叶えてあげれんくて ごめんな? 」
あなた「 ッ!!!、、、覚えててくれたの…?」
目を見開く私に、流星くんはいつもの大好きなクシャッと垂れ目になる、
笑顔を、、、私に向けた。
その笑顔で、胸がイキナリ急速に鳴り出す!
嬉しくて…
嬉しくて…
それと…
その約束を、受け入れられなくなっている自分がいて…
だから涙が…
あなた「 ごめんなんて言わないでッ…?」
あなた「 私はッ、もう… 」
流星くんじゃない別の人と、恋に落ちてしまった。
流星くん以外なんて、一生あり得ないと思っていたこと。
なのに…
流星「 ふふっw それが報告したいことやんな?」
流星くんは、笑ってくれる。
私が幸せになることを、願うように。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。