あなた「 なんなのよッ!、失礼にも程があるッ!!! 部活には入らない!そう決めたのッ!!! 」
あなた「 もう、構わないでッ!!! 」
帰りかけていたクラスメイトが数人、、振り返り私に注目していた…
それに気づいて、、なんか、怖くなって…
カバンを無造作につかみ、、その場から走り去った!
重岡「 あ!、チョッ!、、これから部活説明会っ、、、 …って、行ってもうた。 」
走りながら思った。
流星くんに誘われたのなら、どんな部活にだって入ったのに…
しまい込んだハズの想いが、、また 私の心を横切っていく。
みんな…
ばか…
荒んだ心が、当て場所もない怒りを、撒き散らしている様だった。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。