「おっ、しげ おはよっ」
「重岡くん おはよ〜」
「おっはよ、パチンッ!」
朝から威勢のいい「おはよう」とハイタッチを交わしながら、私の隣の席に座った。
なのに…
重岡「 あなたちゃんおはよ… 、、あ、あのさ… 」
さっきまでの威勢はどこに?
ってな感じに話し掛けられた。
そんなに私たち…
気まづかったんだ…
自然とネガティブな考えになる。
重岡「 あのさ… あの… 」
重岡「 昨日も言ったんやけど… 話したい事あんねん。」
あなた「 う、うん… 、、、なに? 」
重岡「 出来れば… ふたりっきりになりたいんやけど… 」
重岡「 今日、一緒に帰れないなら明日! 」
あなた「 え? 」
重岡「 とにかく!約束しておきたいねんっ! 」
重岡「 じゃないと、、、決意が… 揺らぐし… 」
あなた「 揺らぐ? 」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。