あなた「 ずっと… 待ってたんだよッ!!! 」
泣かない。
そう決めていたのに…
こらえることが出来なかった。
流星「 おん。ありがとな… 」
暖かい風なのか、流星くんの温もりなのか…
それさえも分からないくらいの感触。
抱きしめてくれたのに…
私は、流星くんの胸で、子供のように泣きじゃくった。
あなた「 どうしてッ、、ッ… 来て、くれなかったのッ…? 」
あなた「 私だけバカみたいじゃんッ!!!」
あの頃、
流星くんが帰ってくると思うと、ウキウキして…
自然と私は、可愛くなっていたんだと思う。
紛れもなく、流星くんに恋をしていた。
そんな証だったんだ。
あなた「 戻って来て欲しかったのにッ!!!」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。