第12話

11話
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2022/07/13 02:29
2人が高校2年の時に、買い物に行った時の話。
命音(みこと)
((その時の月兎は、髪が肩につく位長くて。
良く女に間違われる事が、あった。

月兎を待たせて、飲み物を買って待って居る場所に行くと。

月兎の前に、男が2人居た。))
月兎(つきと)
いいです!行きません!
男1
いいじゃん。
月兎(つきと)
あの、オレ男だから。
男2
分かってるけどさ、キミカワイイから。
いいでしょ?
カラオケでも行かない?
男1人が、月兎の腕をつかむ。
命音(みこと)
あの、オレのツレに何してるんですか?
男2
何だよ。
1人じゃなかったのかよ。
命音(みこと)
手離して下さい。
コレあげますから。
飲み物を男2人に渡す。

月兎の手をにぎって歩く。
月兎(つきと)
命音もう離せって。
命音(みこと)
このままでイイ。
手をつなぎながら、歩く2人。
月兎(つきと)
学校の奴らに見られたらやだよ!
命音(みこと)
オレは、繋いで歩きたいの。
月兎(つきと)
何だよ…それ…
命音(みこと)
((どこかで、
月兎は、自分の物だと思って居る所がオレにはあった。
小さい時から、たまに女に間違えられたり。
男だと分かって居るのに、男に声をかけられたりする月兎を。
いつも、
王子様じゃ無いけど、オレが守るんだって気持ちが

幼稚園の頃から芽生えて居た。))

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