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第21話

修羅場寸前の優しさ
佐倉 帆夏
佐倉 帆夏
ちょ、なんでこの子がここに……ねぇ、莉奈!

帆夏は私の肩を揺さぶる。


どうしよう。


もう正直に言うしかないか。

佐々木 莉奈
佐々木 莉奈
わた……
笠原柊斗
笠原柊斗
莉奈先輩……勝手なことしてすみませんでした。心配になっちゃって……でも、先輩方が来てくださってるなら僕が来ても迷惑ですよね。では、また
佐々木 莉奈
佐々木 莉奈
えっ、ちょ……


バタン────

静まり返った空間にその音だけが響き渡る。


柊斗……私のために?


勝手に来てなんかない。

ちゃんと連絡もしてくれたし、私が買って欲しいってお願いしたのに。


なんで……そんな優しいことするの。




佐倉 帆夏
佐倉 帆夏
莉奈……まさか家まで知られてたとはねぇ。まあ、でも近所なら仕方ないか。でも、お見舞いなんて案外良い奴じゃん?
浜崎 智弘
浜崎 智弘
でも勝手に来るのはちょっとな

誤解を解くべきなのだろうけど、私は二人の言葉なんて耳に入らなかった。


頭に浮かぶのは柊斗ばっかり。


佐々木 莉奈
佐々木 莉奈
ごめん、お母さん帰ってくるみたいだから……


私はスマホのメッセージを見るフリをした。


佐倉 帆夏
佐倉 帆夏
そっか……じゃあ、私も帰るね
浜崎 智弘
浜崎 智弘
じゃ、俺も
佐々木 莉奈
佐々木 莉奈
うん、二人ともありがとう


私は外に出て二人を見送った。



家の中に戻ろうとすると、郵便物が溢れだしそうなくらい入っているポストが目に入った。


いつもは帰りに私が見るポスト。

今日は見てない。

中身を確認すると……


佐々木 莉奈
佐々木 莉奈
コンソメスープだ……


買ってきてくれてたんだよね。


すごく申し訳ないことをしてしまった。



私は鍵とスマホを持って、家を出た。





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皆様、新年明けましておめでとうございます。

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まや