無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

第11話

バスの中

プシューとバスのドアが閉まる。


笠原柊斗
笠原柊斗
先輩、ここ座りましょ


柊斗はそう言って二人がけの席へ。


私もその後をついていく。



そう言えば……柊斗は私が浜崎と一応付き合ってるなんてまだ知らないよね。

笠原柊斗
笠原柊斗
先輩、好きな人でもできたんですか?
佐々木 莉奈
佐々木 莉奈
はっ!?


なんで?

いつも私が何かを疑問に思うと、関連のあることを色々聞いてくる気が……


まるで心を読まれているよう。

笠原柊斗
笠原柊斗
だって……その顔は恋の悩みですよ
佐々木 莉奈
佐々木 莉奈
そんな…顔じゃ分からないでしょ
笠原柊斗
笠原柊斗
分かります


自信たっぷりに言う柊斗。

佐々木 莉奈
佐々木 莉奈
ふーん


私はそう冷たく返す。



お互いにそれからは何も話さず、バスが着くのを待った。


笠原柊斗
笠原柊斗
先輩……バス着きましたね
佐々木 莉奈
佐々木 莉奈
あっ、ホントだ


私たちは定期を取りだし、料金を支払ってバスを降りた。







佐々木 莉奈
佐々木 莉奈
雨……止んだね。ありがとう
笠原柊斗
笠原柊斗
どういたしまして
佐々木 莉奈
佐々木 莉奈
じゃ
笠原柊斗
笠原柊斗
ではまた


私たちはバス停で別れた。



それぞれ正反対の方向へ歩く。


笠原柊斗
笠原柊斗
先輩、大好きです


そんな柊斗の声が僅かに聞こえた気がした。