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第19話

深い愛で包んでほしい人
佐々木 莉奈
佐々木 莉奈
んん……

私は時計を見た。


13時28分。


テレビを見ながら寝ちゃったのか。

もうお昼時。

お昼ご飯食べなきゃ……とは思いつつも、もう少しこのままだら〜っとしていたい。

しかし、私は体の正直な グゥ〜 という空腹の合図には逆らえず、キッチンに行った。


そこにあったメモを見ると、どうやら冷蔵庫の中にチャーハンが入っているらしい。

私は冷蔵庫を開け、チャーハンを取り出し、電子レンジで温めた。


佐々木 莉奈
佐々木 莉奈
いただきまーす


誰もいない家でたった一人でチャーハンを食べる。

そういえば、小学生の時にもあったなぁ……


あの頃はお母さんも今以上に仕事が忙しくて、一人の時が多かった。


佐々木 莉奈
佐々木 莉奈
……今も寂しい


ポツリと出たこの言葉。


高校生になった今、私はまだ寂しいんだ。



誰かに深い愛で包み込まれたい

もしそう思っているのなら……


私のことを包み込んでくれる人は誰なのだろう。



その時、私の脳裏にはある人物が浮かび上がった。


佐々木 莉奈
佐々木 莉奈
ち、違う。そんなわけ…ない


私はそう決めつけ、チャーハンを黙々と食べ続けた。