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第5話

#4
浜崎 智弘
浜崎 智弘
佐々木?
佐々木 莉奈
佐々木 莉奈
浜崎……?

目が覚めると、そこには同じクラスの浜崎 智弘はまさきともひろがいた。


浜崎 智弘
浜崎 智弘
栗山先輩に頼まれてよ
佐々木 莉奈
佐々木 莉奈
なんかごめんね
浜崎 智弘
浜崎 智弘
大丈夫だけど……笠原と仲いいのか?


浜崎は確かバスケ部だったよね……


もしかして、またアイツがなんか変なことを?


佐々木 莉奈
佐々木 莉奈
なんか付きまとわれてるだけ
浜崎 智弘
浜崎 智弘
アイツ、栗山先輩がお前を俺に運べって言った時、いかにも自分が運びたそうな顔してたぞ?
佐々木 莉奈
佐々木 莉奈
うっわ……


もう何?


アイツは何がしたいのか……自分の置かれている状況が本当に分からなくなってくる。


ストーカー気質なのか…なんてことまで考えしまった。
浜崎 智弘
浜崎 智弘
てっきり付き合ってんのかと思ってた
佐々木 莉奈
佐々木 莉奈
なわけないでしょ


ここは何としても誤解されてはいけない。


キッパリと否定しなければ笠原柊斗のお望み通りになるのでは?

そんなこと許さない。


浜崎 智弘
浜崎 智弘
でも……キスする仲ですって言ってたけど?

私の中で何かがプッチンと切れる音がした。

佐々木 莉奈
佐々木 莉奈
はあぁぁぁ!?
浜崎 智弘
浜崎 智弘
おい、お前ここ保健室だってば。落ち着け落ち着け!


浜崎はそう言って私の怒りを収めようとする。

佐々木 莉奈
佐々木 莉奈
それ、どこで言ってたの?
浜崎 智弘
浜崎 智弘
あ、俺しかいなかったからそれは大丈夫

よかった……ってよくないけど!



まあ、浜崎だけなら、まだ誤解をとけばなんとかなる。


浜崎 智弘
浜崎 智弘
で?どういうことなわけ?
佐々木 莉奈
佐々木 莉奈
いや、朝からなんか馴れ馴れしくてさ……


私はそれから笠原柊斗に関する全てのことを話した。

佐々木 莉奈
佐々木 莉奈
ありえないでしょ?
浜崎 智弘
浜崎 智弘
そ、そうだな……


「そうだな」という言葉の最後にフッと言うのが聞こえ、気になって浜崎の方を見ると……


お腹を押さえて必死に笑いを堪えていた。


佐々木 莉奈
佐々木 莉奈
……笑うなぁぁ!
浜崎 智弘
浜崎 智弘
ごめんごめん

浜崎は謝りながら顔の前で手を合わせる。


浜崎 智弘
浜崎 智弘
まあでも、勇気あるよなぁ
佐々木 莉奈
佐々木 莉奈
勇気?どこがよ。能天気なだけでしょ

バカで自分の気持ちに突っ走る人よ。

私とは正反対の。


浜崎 智弘
浜崎 智弘
だって俺……佐々木が怖かったから
佐々木 莉奈
佐々木 莉奈
怖かった……?


私は浜崎に"怖い女"というイメージを持たれていたのかと今更ながら自覚した。

浜崎 智弘
浜崎 智弘
なんとなく、昔はできる女って感じでな

何気なく浜崎が放ったその言葉。


私は聞き捨てならなかった。


佐々木 莉奈
佐々木 莉奈
昔は?昔はってどういうこと!?


"昔はできる女"

今、浜崎は確かにそう言った。


浜崎 智弘
浜崎 智弘
あ、いや……その……

タジタジする浜崎。


きっと、数十秒前に放った言葉を後悔しているのだろう。


浜崎 智弘
浜崎 智弘
意外と頭悪かったし……


浜崎は一体何がしたいのだろうか。


私の怒りをなくしたいのか、バカにしたいのか……意味が分からない。


佐々木 莉奈
佐々木 莉奈
悪かったわね、頭悪くて
浜崎 智弘
浜崎 智弘
いや、別にそういうことじゃ……


まあ、でも……浜崎って意外と頭良かったっけ。


ふと、時計を見ていると30分は余裕で過ぎていた。


佐々木 莉奈
佐々木 莉奈
結構話してたね
浜崎 智弘
浜崎 智弘
あぁ……そうだな
佐々木 莉奈
佐々木 莉奈
ごめん、ありがと
浜崎 智弘
浜崎 智弘
おう

浜崎は保健室の扉の前で立ち止まった。


何してるんだろ。



そう思っていると、浜崎はこっちへ戻ってきた。


佐々木 莉奈
佐々木 莉奈
え、何?忘れ物?


ベッドの上を見回しても、浜崎の持ち物らしき物はない。



佐々木 莉奈
佐々木 莉奈
ここには何もないよ?


あまり見ない真剣な顔つきの浜崎は何も言わずにこっちへ歩み寄ってくる。


佐々木 莉奈
佐々木 莉奈
えっ……

ち、近すぎるって……


どうしたの?浜崎。