無料ケータイ小説ならプリ小説 byGMO

第4話

~春~③カップル成立!?
(ドンドンドンドン…)

「どうしよう…!!生徒たちが来たっ!!」

エマは放送室のドアの前をいったり来たりしておどおどしている。そんな時でも転校生の二人は机によしかかりながら腕組みをして、おどおどしているエマを上から見下ろしている。それが、まさしく野獣の目つきみたいなもんだ。

「あけた方がいいのかなっ…。てか、二人ともなんか言って誤解解いてくれるよねっ!!」

・・・。

転校生A「は?解くわけねーだろ。お前が解け。」

転校生B「うーん。僕は焦っている生徒会長を見れるだけでいいからねー!」

「二人ともっー!!」

何度も、エマは転校生の方を見て許可を求める鋭い視線を送ったが、転校生二人は解く気ゼロだから、諦めてエマは生徒に向かう準備をした。

(生徒会長なんだからしっかりしなきゃっ!)

そう自分自身にいいかけて、ガヤガヤしているドアの向こう側を恐れるように、おそるおそるドアを開けた。

ガチャ…。

すると、勢いよくドアが開いた。その先には、ものすごい数の生徒がキラキラした目で放送室に入ってきた。

女子生徒「生徒会長~!キスしたんですよね~!カップル成立おめでとうございます!」

「は????」

男子生徒「俺の生徒会長がとられて悲しいけど、幸せになって下さいっ!!」

「はぁぁぁぁぁああ~??どうなってるのっ??」
(なんで、カップル成立までいってるのっ!)

予想外の出来事にエマは口を開いたままだ。

「ねえねえっ!!転校生さん!カップル成立って事になってるよっ!!なんか言ってよ!」

転校生B「僕、知らないー」

「はー????」