第12話

第11話
141
2019/08/22 13:01
モブ太
モブ太
【⠀校長  】
新一年生の皆さん、本日はご入学ー、、、
椿
椿
(校長先生の話は、何故こんなに眠くなるんだろう、、。)
ほとんど眠りながら、そう思った。

中学生、中学生かあ、、、。
なんだか少し大人に近ずいた様な気持になる。

クラスの結果は散々で、彩とは離れ、零とも離れた。
椿
椿
(1組2組が1階で、3、4組が2階か、、。遠いなぁ、、、。)
私は3組だった。彩は1組で、零は2組。ちなみに莉奈は4組。みんなバラバラになってしまった。
入学式が終わり、体育館から出ようとした時、
陽菜
陽菜
椿、1年間よろしくねー!
椿
椿
あ、陽菜じゃん!同クラだったの~!よろしくー!!
陽菜は、私が引っ越してきてから、ずっと同じクラスだった子。ピアノが得意で、頭が良くて、可愛くて、顔がちっちゃい!!でも、ちょっと男子には厳しい、、その代わり女子にはモッテモテw
椿
椿
(そっか、陽菜がいるなら楽しくなりそうだな。)
彩
椿ー、会ったら話そーねー!
椿
椿
うん!じゃーねー!
陽菜
陽菜
教室どこ、、?
椿
椿
え、、えっとー、、あ、こいつらについてこ
陽菜
陽菜
そだね
同じ校区の小学校2校が集まるから、人数は倍になり、知らない人が半分はクラスにいる状態だ。
椿
椿
(自己紹介とかあんのかなー、、。)
期待と不安を抱えながら、教室へと入った。




数日後ー
モブ子
モブ子
部活なんに入るか決めたー?
陽菜
陽菜
んー、私は入んない。ピアノと塾がね、、
椿
椿
そっかー、ま、陽菜はお嬢様だもんねー。
陽菜
陽菜
違うしー
モブ子
モブ子
いや、そうだろ。椿は?
椿
椿
私?、、私は、、、。



放課後、
私は深呼吸をして教室のドアの前に立つ。

椿
椿
いよいよ来ちゃいましたよ、優音さん。
優音
優音
そうですね椿さん
椿
椿
はいってみましょうか、、!
優音
優音
、、うん!
椿
椿
失礼しまーす
緊張しながら、私は美術部の部室のドアを開けた。
モブ子
モブ子
【⠀先輩A  】
わあ、ねえ、まゆ来たよ1年生!
モブ子
モブ子
【⠀部長  】
ほ、本当だ!ど、どうぞ、入って。
椿
椿
し、失礼します、、
優音
優音
します、、。
部活動紹介で、魅力的すぎて体験しに来た美術部。紹介のパフォーマンスがすごかったというのもあるけど、一番の理由は、、、
椿
椿
(部活する日が少ないっ!!!)
毎週 火曜水曜木曜金曜だけ!週4日って、、最高!まあ、そもそも絵を描くのは好きだし。褒められることも多かったし。
吹奏楽に入ろうかなとも思ったけど、この中学の吹部は毎年全国に行ってるから、練習量が多い。夏休みはほぼ休み無しらしい。
それに比べてこの美術部は、、!!!最高だ。
先輩は全部で6人。みんな3年生で、2年生はいない。双子の子がいたらしいけど、引っ越してしまったらしい。
モブ子
モブ子
【  先輩B  】
こんど、1年生が入ってこなかったら廃部になるところだったの。だから、体験に来てくれるだけですごく嬉しいよ!
椿
椿
は、はい。
先輩方はみんな優しくて、私と優音は次の日に入部届けを出した。
椿
椿
楽しくなりそー、中学校生活。
優音
優音
うん

















--------キリトリ線--------
読んでくださってありがとうございました。
誤字脱字あったらごめんなさい。

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