「こいつね、big hitっていう事務所の練習生なの」
『へ~、じょんぐく凄いじゃん』
「오빠呼びはどこに?」
『遥か空の彼方へ』
「ちなみに、俺もぷれいでぃすの練習生なんだ~♪」
『ミンギュは立派なアイドルになりそうだ』
「先輩だよ!!?おっぱと呼びなさい!!!!!」
「ねえ、俺は?!俺は立派なアイドルになれないの!!?」
『···顔ペン多数』
「( ˙-˙ )」
「俺もアイドルになりたいな、踊るの好きだし」
『ジミンはむりよ。』
「どうして?」
『ずっと病院で私と一緒にいるんだから。』
「·····」
じみんも重い病気を授かっている
私と同じ治らない病気
彼もそれを知っているから
サイドテーブルに置いてある薬を飲まなのだろう
逝くときは彼と一緒がいいな、
できるだけ長生きしたいし、彼にもしてほしい
でも、1人で天国に行くなんて寂しいでしょ?
今日出会ったばかりなのにこんなにも心を開ける
それは、きっとぱくじみんだから
『 ぱく 』という苗字が産んでくれた奇跡。
『じみんは、私を1人にしないでね···?』
「僕はずっとそばにいる。」
「病室変われって言われてもずっとここにいる。」
「あなたの1番近くに、あなたが1番に頼れる味方がいるってこと」
「忘れないでね、」
きっと永遠にあなたのことは忘れない
ううん、忘れられない。
『ふふっ、ありがとう、じみん。』
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。