前の話
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今日は西條高人がおやすみ
明日もそうだった
東谷 あの…佐々木さん
佐々木 どうしたの?東谷くん
佐々木は高人さんのマネージャーだ
東谷 高人さんは…
佐々木 …さあ。長い風邪なのかな…
その言葉である光がさし
俺達は意識が途切れた
ある道路にたどり着いた
佐々木 …ここは?
東谷 どこかの街ですかね?
佐々木 そうみたいだね。少し歩いた
すると電柱、人を当たらない
体が透けているのだ
東谷 …
いい加減にしなさいよ!!!!!!
大きい声が聞こえた
東谷も佐々木もだいの大人なのにビクッと体を揺らし声がする方へ行った
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!