第15話

いつか、期待
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2018/08/18 13:20
どっかって…どこ行くんだろう、?

手に意識がいっちゃって手汗やばそう…

「どっか行きたいとことかある?」

「いや、特には…」

そっか、といってまた歩き始めた。

迷った挙句、結局私たちはカフェで休憩することにした。

「なんかさ…」

颯斗さんが喋り始めたので顔をあげると、

「デートみたいだね」

うわぁ、すぐそうゆうこと言っちゃう。

そのうえめちゃ笑顔じゃん…

「そうですね〜」

私も笑顔で答えた。

「颯斗さんは彼女、とか、いたことあるんですか…?」

思いきって聞いてみた。

ずっと聞きたかったこと、こんなにさりげなく聞けるなんて。

「……あるよ。」

なに、今の間。

もしかして、聞いちゃダメだった?

どうしよ、、沈黙、、、

「またいつか、話すときがくると思うから、それまで待ってて。絶対忘れないから。」

「わかりました。!」

またいつか、話すときがくる、待ってて、忘れない、

全部全部期待しちゃう。

私ってもう末期だ…

好きが止まらなくなってる…

颯斗さんのことも気になるけど、、

これはお互いの気持ちが一致するまで聞いちゃダメだから、、、

私は颯斗さんのいつかを信じるしかない。

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