先生「今日の体育は持久走の練習するので、外周3km走ってきてくださーい!!」
は、持久走とかほんとに無理なんだけど、
「えぇー、だるっ」
紗江も同意見。
なんでやらなきゃいけないんだろう、意味わかんない。←
しぶしぶ走り出した、けど、その日はいつもより日差しが強かった。
そういえば私貧血だったなー。。
紗江はだるいとか言いながら速いから前の方で走ってる。
あーやばいこれ
具合悪いとか言えるような友達もできてない、、
どうしよっ……
バタンっ
「ん…」
ここどこ?保健室?
あ、倒れたのか、やっぱ貧血?
てか誰もいないし今何時だよ、、
…!?5時!?
一体何時間寝てたんだ!
紗江は、、あ、今日は用事があるって言ってたっけ。
やばい、体が重たい、
まだちょっと寝かせてもらおう。
ガラガラ_。
「失礼しまーす、、てあれ?誰もいない…」
まいっかとか言いながら入ってきた人。
やばい、声がそうだ。
「あ、あなたちゃん。どうしたの?貧血?」
颯斗さんだ。
「そう、です…。」
「大丈夫?結構参ってる様子だけど…」
全然大丈夫じゃないです、とは言えない…。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。