第2話

3,255
2021/06/05 15:35




端から見たらただのバカップルだよね。




知ってる。




僕が一番わかってる。




そんなバカップルにも悩みがあって、




いつもは僕から甘えてるけど彼女から甘えて欲しい。




嫉妬された事がないから嫉妬して欲しい。




っていうちっちゃな願望があるわけですよ。




なんて、ワガママかな。




僕は自分から甘えるタイプだけど、




彼女からも甘えられたい人なんだよね。


~カトク~ーーーーーーーーーーーーーーーー



ジミン)(てひょんあぁ)

   (ねえ、てひょんあぁ?)

   (ねぇってばぁ)


テヒョン)(なんだよ、平仮名で"てひょんあぁ"って)


ジミン)(だって、聞いて?うちの可愛い天使がさぁ、甘えてくれないのおお、嫉妬してくれないのおおお((泣)


テヒョン)(天使?あああなたのことね、んで?甘えてくれない?嫉妬させたいの?)


ジミン)(うん、)


テヒョン)(じゃあ素直に甘えてって言ったら?)


ジミン(それが出来たらお前に連絡してないっつーの!)


テヒョン)(うわ、傷ついたーもうテヒョン君知らなーいㅋㅋ)


ジミン)(ああごめん!)


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なにあいつ、





謝ってんのに既読無視かよ。





使えねーわ。





この状況楽しみやがって





今度あいつにアイス奢ってもらお。




でもどうすればいいんだ?




相手に構わないとか?




テレビの女の子に可愛いとか言えばいいのか?




何が正解なんだあああああ??










それからジミンはHATENAの飛び交う頭で考えた。




そして「冷たく接する」
   「他の女の子をほめる」




という考えに行き着いた。
 




え?




我ながらいい考えじゃね?




よっしゃぁあなたが帰って来てから実行だ!

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