第34話

さんじゅうよん
2,179
2021/06/26 04:30




そもそも罪悪感という感情があった?




チュナさんが来てくれなかったら




ジミナは私を運んでくれていたの?









ごめんね。




もうジミナが分かんないや。




チュナ
チュナ
急にすいません、こんな話、、、
(なまえ)
あなた
ああ、良いんですよ。
(なまえ)
あなた
もう謝らないでください。







ガチャッ






またドアの開く音がして




ドアの方を見ると




驚いているのか




今度こそ目を丸くした




チェナさんが立っていた。




その光景にデジャブを感じる。




チュナさんがいうように




二人は双子なんだ。




チェナ
チェナ
え、起きたの?
チュナ
チュナ
お姉、そんな言い方しなくても、
チェナ
チェナ
あんたは黙ってて?
チュナ
チュナ
っ、、、、、




チュナさんを押し退け、




ベットに座り込んで




動けないでいる私を




汚い物でも見ているかのように




じっと見つめた後、




ベットサイドに腰掛けて言った。

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