第30話

030 勝ち誇った
2,016
2018/08/07 12:49


次に目を開けた時には、6時になっていて。


目覚ましセットしてなかったことを悔やみながら、慌ててお風呂をお借りして、髪の毛を乾かして...


置き手紙を残して、部屋から出ようとした所に
涼介
...そうはさせないけど
あなた
うわっ


...山田くんに見つかった。
涼介
あ"ー、頭いてぇ...
あなた
それは飲みすぎ
涼介
いい感じのところで止めろよ
あなた
機嫌悪すぎて止めたら殴られそうだったし
涼介
殴らねーわ。で、俺なんか言ってた?あんま記憶無いんだけど
あなた
愚痴ってたよ、色々
涼介
...まじかよ。〇〇さんに?
あなた
うん、なんか語られたけど、深くは聞いてないです、とりあえず返事しただけなんで
涼介
ははっ、それは〇〇さんで良かった〜


その後、山田くんに車で送るって言われたけど、丁重に断った。



あれだけ、やけ酒してたから、まだお酒抜けきってなさそうだし。



駅まで送るとも言われたけど、結構頭痛そうだし、眠そうだったから、バファ〇ンを渡して帰った。



自分の家に着いた頃には、もう普通の朝になってて。


まぁその日は結構辛かった。






山田くん»ほんとごめんな




でも、山田くんを謝らせたのは少しばかり勝ち誇った気分になったから、オールオッケー。

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