~ 大 我 s i d e ~
俺は,昔からあなたのことが好きだ。
けど、あいつは俺のことなんて見てもない。
あいつは…
樹が好きだから…。
けど俺は諦めない。
たとえ,あいつを傷つけてでも手に入れたい…
こう思う俺は…
だめですか、?
❤「なぁ、あなた!」
🌷『あっ!大我!』
急な大我呼びはいつも俺の胸をドキッとさせる。
これだからあなたは…
ずるい。
🌷『きょも?どうしたの?大丈夫?』
❤「あ、あぁ、」
🌷『それで、どうしたの?』
❤「あのさ、今度遊びに行かね?」
🌷『うんっ!いいよ!』
❤「じゃ、」
🌷『うん!』
よかった…
断られるんじゃないかと…
でも,2人で行ける…
ニヤニヤしちゃう俺はどうしたらいいですか?
好きだなぁ…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。