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第1話

幸せだった
400
2018/11/26 12:12
あの時からだった私達の距離が離れていったのは
彼と付き合い始めたのは高校3年の卒業式だった
ずっと小さい頃から一緒で家族のような存在だった
けど彼からの告白で家族のような存在から彼氏に変わったの
彼は夢を追い続けやっと叶った夢だった
それを私は全力で応援した
彼は少しずつ有名になり、帰りも前は早かったのに今では遅くに帰ってくる
前は楽しくご飯を食べていたのに、今では1人
彼は疲れていてすぐに寝てしまう
その日は珍しく早くに帰ってきた
昨日は帰ってこなかったけど…
ガチャ
○○
○○
おかえり!!
ジヨン
ジヨン
んって何!?
○○
○○
お疲れ、ご飯は?
ジヨン
ジヨン
今から寝るから起きたら食べる
○○
○○
分かった!おやすみ
ジヨン
ジヨン
ん、おやすみ
一応返事はしてくれるけど疲れが溜まっているのか笑顔がない…
彼の寝室に行った
ジヨン
ジヨン
スゥ…スゥ…
○○
○○
じよん…
私は心配だった
いつか別れが来そうで
ギュッ
○○
○○
え…?
ジヨン
ジヨン
どうしたのぉ?
○○
○○
起こしちゃった?
ジヨン
ジヨン
いや、来るの待ってた…///
○○
○○
え、//
ジヨン
ジヨン
俺の寝室よく来るでしょ?
○○
○○
うん…//
バレてた…
ジヨン
ジヨン
なんでぇ?
○○
○○
えっと、その、ジヨンの寝顔を見に
ジヨン
ジヨン
相変わらず可愛いね♡笑
○○
○○
その、ジヨンとあまり話せてないから顔だけでも見ようかなって
ジヨン
ジヨン
可愛すぎだろ笑
○○
○○
もう!うるさい!//
ジヨン
ジヨン
はいはい
チュッ
○○
○○
え…///
ジヨン
ジヨン
○○不足だったから補充
○○
○○
ばか…///
ジヨン
ジヨン
ねぇ、俺眠いから一緒に寝よ?
○○
○○
分かった//
ジヨン
ジヨン
おやすみ
○○
○○
うん、おやすみ
今の生活でも幸せだって思ってた
こうやってたまに甘えてくるから
でも1人の時は寂しい
あなたがいないこの日々は



日に日に有名になっていく彼はなかなか帰ってこなかっただから、もっと寂しくて辛くて幸せだったはずの日も少なくなっていった…





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