第4話

お兄ちゃん
214
2019/11/30 02:54
私が生まれてから5年が経ったある日、

「お嬢様!お嬢様のお兄様がお帰りになられましたよ!」

「おにいちゃん?」

「はい!そうです!」

私にお兄ちゃんなんていたんだなぁ

「皆様ロビーにいらっしゃいますが、お嬢様も行きますか?」

「うん!いく!」

お兄ちゃんにも会ってみたいし行くか!ていうかこのメイドさん毎回お世話してくれるけど名前分かんないな。聞いてみるか。

「ねえ!メイドさんのなまえはなんていうの?」

「私はオフィシー・ジョーヌと言います。ジョーヌ子爵家の三女です。」

「そうなのね!おしえてくれてありがとう!じゃあオフィイってよんでいい?」

「はい!是非そう呼んでください!」

オフィと話している間にロビーに着いた。

「あ、フルシー。こっちにいらっしゃい」

お母さんに呼ばれた。お母さんの隣に行く

「フルシー。お兄ちゃんのディアロスよ。」

わお、お兄ちゃんすごいイケメンだ!とりあえず挨拶しよ
「はじめましておにいちゃん!よろしくね!」

「うん。よろしくね。ディアって呼んでね」

「わかった!ディアおにいちゃんってよぶね!」

たららたったったー フルシーナに優しそうなディアお兄ちゃんができた!って感じかな!前世じゃいなかったから嬉しい!そうだ!お兄ちゃんと遊んでみよう!

「おにいちゃんあそぼ!」

「いいけど、何して遊ぶ?」

「まほうやろ!」

···沈黙が走った。あれ?なんか悪い事言ったかな?

「フルシー。貴方にはまだ早いわ。それに危ないのよ!」

それくらいわかるよ。

「まりょくぼうはつするといたくなるんでしょ?」

「最悪の場合死ぬかもしれないのよ!」

マジすか。それは知らなかった。

「まあいいじゃないかティナ。1回やらせてみよう」

お!お父さん優しい!

「いいの!」

「いいぞ、でもお父さんかお母さんかお兄ちゃんが見てる時だけな」

「やったあ!ありがとう!」

「じゃあ練習場に行こうか」

そんな所があるのか

「練習場ってどこ?」

「ついておいで」

私はお兄ちゃんについて行った




はい、練習場に着きました!すごい広いです!魔力感知してみたらそこらじゅうから魔力が感じられました!で、魔法でやろって言ったけどお兄ちゃんがすごかった。一言で言うと綺麗なの!水を凍らせてキラキラってやるの!さあ私もやろうかなぁ

「おにいちゃん!みてて!」

手の平にピンポン玉くらいの魔力を集める。試したことないけどやってみよう

「·······えい!」«ポン»

「やった!せいこうした!」

私は手の平にキキョウの花を咲かせた。

「おにいちゃん、あげる!」

「·····え?ああ、ありがとう。」

お兄ちゃんが間をあけたのが気になるけどまあいいか。その時お母さんが来て

「フルシー、部屋に戻ってなさい。」

と、言われたのでオフィと一緒に部屋に戻った。




作者
はい、今回はここで終わりです。
キャラ紹介に移ります
オフィイ
フルシー様のメイドのオフィシーです
よろしくお願いします。
ディア
フルシーの兄のディアリスです。
基本学園にいます
よろしくお願いします
作者
フルシーも学園行きます
ではまた次回

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