第6話

エルリナ・ノワール
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2019/11/02 02:00
オフィと一緒に部屋に帰っている途中、私は魔力感知の練習をしていた。んー、なんか無いかな?すると、この屋敷内に突然魔力のあるものが入ってきた。なんだろ?ここは屋根裏部屋かな?行ってみよう

「オフィイ!やねうらべやにいきたいんだけどいい?」

「いいですけど、あそこは汚いですよ?お嬢様。それでもいいんだったら行きましょう」

「いこう!」

屋根裏部屋に着いた。

「ここからはわたしひとりでいってくる!」

「はい!お気をつけて!」

私は一人で魔力反応がある所まで行った。そして、声をかけた。

「大丈夫?」

「誰だ、貴様!」

「ひとにきくまえにじぶんからなのりなさいよ!」

「···そうか、ごめん。ボクはエルリナ!暗殺者だよ!ちなみにボクとか言ってるけど女だよ。」

暗殺者っておい!

「だれをころそうとしてたの!」

「いや、特に殺す予定はなかったし暇だから入っただけだよ?家は追い出されたしね!」

「ひまだからってふほうしんにゅうしちゃダメじゃん!いえをおいだされたって···」

「それもそうか、家の事は気にしないで!」

暫くエルリナと話した。

「きちんと名乗るね!ボクはエルリナ・ノワールだよ!よろしくね!あるじ!」

へ?今あるじって言わなかった?

「あるじ?わたしはエルリナのあるじじゃあないけど?」

「じゃあボクのあるじになって!」

「は?」

「だーかーら!ボクのあるじになってって言ってるの!」

私はいいけどお母さん達に許可取んないと

「いいけど、おかあさんたちにきょかとってからね!」

「やったあ!ありがとう!」

こうして私たちは屋根裏部屋を出て、オフィに怒られ、許可を取るべくお母さんの部屋に向かった




私はリビングで、お茶を飲んでいた。

「お母さん!」

「なあに?」

「あんさつしゃつかまえてきたの!」

思わず私はむせてしまった。吹かなかっただけいいと思う。

「捨てて来なさい!」

「えー、エルリナおうちないからつれてきたのに!かげにいるけどだす?」

「お父さん呼んでくるから待ってなさい」





お母さんに言ったら捨てて来なさいって言われた。別にいいじゃん。まぁお父さんが許可くれれば大丈夫だろうけど。あ、お母さんがお父さん連れて帰ってきた。

「フルシー、暗殺者を出しなさい。」

「はーい」

エルリナを出した

「ご機嫌麗しゅうございます。私はエルリナ。ただの暗殺者です。」

え?

「私の時と全然態度違うじゃん!」

「だってあるじは子供なんだもん。そりゃあ軟化するよ!」

「そっか」

「あー、エルリナ。フルシーと喋ってるみたいな感じで大丈夫だぞ?疲れるだろ?」

「いいんだったらいいや。確かに疲れるし」

「フルシーの下に付くんだったら試験を受けてもらう。付いてこい」

「はーい。分かったよ」

こうしてエルリナは試験を受けに行った




作者
はい今回はここで終わりです!
いかがだったでしょうか?
エルリナの紹介等は次にやります!
次回!エルリナの過去!
次回も見てください!

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