無料スマホ夢小説ならプリ小説 byGMO

127
2020/02/11

第6話

「命をかけた最終選別①」
千春は髪を整え、羽織を着て、日課として神に祈って頭を下げた。スーッと息を吸ってふぅっとゆっくり深呼吸すると恩師に言った。
赤坂 千春
赤坂 千春
師匠。
煉獄 杏寿郎
煉獄 杏寿郎
何だ?千春。
赤坂 千春
赤坂 千春
言っておきたいことがあります。もしも私が再びここに戻ってきたら、「師範」と呼んでいいですか?
オドオドとした動きで千春が尋ねると、煉獄は言った。
煉獄 杏寿郎
煉獄 杏寿郎
いいだろう、許可する。家族のためにもちゃんと帰ってくるのだぞ。分かったな。
赤坂 千春
赤坂 千春
はい、師匠。一応言っておきます。
赤坂 千春
赤坂 千春
今まで私のことを見てくれて、ありがとうございました。
煉獄が少し寂しそうな顔で、
煉獄 杏寿郎
煉獄 杏寿郎
おいおい、お別れみたいじゃないか。また会えるだろう。
と笑いながら言った。
そう言って、私の頭をポンポンとたたく。千春は満面の笑みを浮かべて、とても大きな声で、
赤坂 千春
赤坂 千春
行ってきます!師匠!!
と言って笑顔で走っていった。
千春の背中が見えなくなると、煉獄は小さな声で、
煉獄 杏寿郎
煉獄 杏寿郎
頑張ってこい。千春。お前なら出来る。
と呟いた。
そして、この言葉と同時に、千春にとって大きな戦いが今、始まろうとしていた。