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第2話

嫌いな原因 生まれ変わる
「陸、送ってくれてありがとう 助かった。」
「全然大丈夫だよ、じゃあまた夕ご飯の時来るね」

陸とは親同士が同じ高校でずっと一緒にいたらしい。
家も隣、夕ご飯も陸の家族達と皆で食べる。

そういえば、小さい頃の陸はウザかった…。


「陸くん〜 空ちゃんと仲良くしてね♪︎」
小学1年の私と陸はずっと一緒にいて…
私が…
「遊ぼ?」
って言ったら
「……」
何も言わず無視された。

でも、どんどん心が打ち解けて今では仲良し。

…………仲良し………か………。



私は自分の部屋で見た目と性格が全然合わないピンクの部屋でクッションをギュウと抱きしめた。

小学校…アルバム…。

何となく小学の頃の卒業アルバムを見たくなり押し入れからダンボールを取り出した。

ダンボールを開けるとランドセルや小学校の使ったものが出てきた。

見る度胸が痛くなる。



アルバムを見つけ、1ページ1ページ見てみる。
生徒1人1人の写真には
陸と私の写真もあった。

そして、
顔がめちゃくちゃに切り裂いてある。
海の写真があった。

私…どうして海を嫌いになったのだろう…。

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これは小五の時、ずっと別のクラスだった彼。
ある時、保健委員で一緒になった。

他の男子と比べて真面目で優しくて 私は海に


一目惚れをした。

告白できず6年生の時メールで仲良くなった。
学校では話すことが出来ず
メールで話せることだけが幸せだった。

でも、世の中いい事じゃなかった。

メールがあまりしなくなり
学校では何故か避けられていた。

私、何か悪いことしたかな?

だとしたら謝ろう!
そう言って探していると声が聞こえた。

「お前、空って奴と仲良かっただろ?」
「あー、あいつか

別に仲良くねーよ メールは暇つぶしだし
返信早くて気持ち悪い
てか、なんかメールは明るいのに現実暗く
ね?」

最低…。
私、恋する人間違えた。
騙された…。

私は、急に重くなった体を少し震えながら教室に戻った。

教室のドアを開けると陸がいて、
「空ちゃん!大丈夫…?寒いの…?」
陸の手が私の肩に触れると涙が溢れてきた。

「っ……うっ……悔しい…っ!」

陸は私を見つめて頭を撫でてくれた。



恋愛をするのが…嫌だ 怖い。


それからクラスは別で中学3年になり同じクラスになった。

今でも避けられている。


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「そ、…ら…空ちゃん!!」

ぱっと目を開けると目の前に陸がいる
ベットに横たわっている私。
私、寝てた…。

「具合悪いの? 大丈夫?」


「大丈夫…夕ご飯できたの?」


「うん 起き上がれる…?」

心配しすぎ…


夕ご飯を食べ終えて私と陸は私の部屋で話すことになった。

私はピンク 陸は水色のクッションを抱きながら お互い向き合う。


「海のこと考えてたの?」
陸はじっと私を見つめた。

「うん、今でも避けられてて…気にしないって思ってるんだけど 避けられてると気にしちゃうっていうか…」
私は俯いてクッションに顔を埋める。

「……空ちゃん もう忘れようよ…あの時のことも海のことも…僕は



もう 空ちゃんが傷つくことは思い出させたくない…


。」



陸…。

忘れる…そんなこと出来ない…。













そうだ!




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次の日


雨が朝から降っていた。
私は、顧問の先生から言われた。

「しばらく雨が続くそうだ。そこでサッカー部が体育館に練習にくる。
ネットを張って 半分 サッカー部に貸してやれ
このこと…そうだな 海か陸に知らせとけよ空」

「分かりました。」

「なんだ、今日やけに笑顔だな 空」


「ふふ、私の中で生まれ変わろうとしているんですよ


もう1人の私が…」



私は、海のクラスに向かった。

「失礼します 海さんいますか?」

「え、あれ空さん?」
「なんか雰囲気変わった?」
「明るくなった気が…」


そう、私は 明るくなった。

なんのためかって…

「………なに、空」


貴方とまた向き合うためだよ。



「…………」
私は、海の顔をみて 微笑む。

「部活のことなんだけど…ー」






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「空ちゃん…………」