雪side
あぁ…着いてきちゃった…どうしよ…どうせロクな事しないでしょ…
怖い…イジメられる……
パシッ…!
バシンッ!ガッ…!
バキッ…
タッタッタ…
そう言い、ヤツは逃げてった……
ワタシはそうイイながラ、骨をカイフクしタ……
スタスタスタ…
時を少し遡ってうつ&ロボロside
あぁ…やっぱしょーもない事を言うんは楽しいなぁ!w
………ん?あれ何や?亜美と……?……!いじめ野郎の雪や!
俺たちは物陰に隠れ、
体育館裏の二人を見る…
そこから聞こえてきたのは……
という、亜美が雪を罵るような言葉や、
雪に対する暴力ばかりの音声やった……
その声を聞いた俺と大先生は、
サー…と、血の気の引く感じがしたのを
これからも鮮明に覚えている事になる…
もちろん、亜美の罵詈雑言が酷かった事に対してやない…
俺らが……雪たちにした事は………した事はっ………!
気まずい沈黙。
しかし、その沈黙は、すぐに。
『俺の言葉』で破られる。
呼び出そうや。
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次回予告!
亜美がいじめている側だった事に気づく二人!
後悔しながらも雪に対してどう接するのか……。
次回!第30話!増える味方と恐怖心 です!
次回は明日更新予定ですのでお楽しみに!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!