撮 影 が 終 わ っ て す ぐ 、
社 長 室 に 呼 び 出 さ れ た 。
チ ェ ・ ス ア と 名 乗 る 女 性 は 、
2 1 歳 で 私 よ り 2 歳 年 上 ら し い 。
透 き 通る 様 な 肌 に 華 奢 な 身 体 、
大 き な 目 に 、 筋 の 通 っ た 小 さ く 高 い 鼻 。
本 当 に 童 話 出て く る お 姫 様 の 様 な
綺 麗 で 美 し い 人 だ っ た 。
反 日 共 も 彼 女 に 見 と れ て い た 。
私 達 の 自 己 紹 介 の と き 、
私 が 言 う と 、
わ ざ と ら し い 口 調で 尋ね て き た 。
そ う 答 え る と 、 に ん ま り 笑 っ た 彼 女 は
悪 魔 の よ う に も 見 え た 。
こ の 人 に は 近 づ か な い 方 が い い
そ う 思 っ た 。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。