👩「 みんな服着替えて!! 」
撮影の準備が終わったようで、
マネオンニが私達を呼んでいる。
「 はぁ、、 」
慌ててマネオンニのいる方に走る
グクさん達の後ろをとぼとぼ歩いていると
🍉「 あなた!早くいこ!! 」
急に私の手を掴んで走り出したスアさん。
そんなに撮影が楽しみなんだろうか?
スアさんに連れられて着替えるための車に乗り込む。
置かれていたのは白色の水着と黒色の水着。
幸い、パッとみ水着とわからないもので、
そんなに露出もない。
腕の心配が無くなりほっとしていると、
🍉「 撮影楽しみだね 」
急に私に尋ねるスアさん。
『 はい ! 』
明るい声で返事をかえすと、
🍉「 私ねユンギオッパとツーショト撮影あるんだって 」
私の反応を伺うかのように、
そう言って私を見るスアさん。
『 良かったですねオンニ ! 』
私はスアさんに向けてとびっきりの笑みを向けた。
スアさんに私の気持ちを悟られないように …
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。