あけましておめでとうございます!すやです!!
スゥゥゥゥ……
約一週間、本当にすみませんでした!!!!!
切実に皆さんに土下座して謝罪したいです。
マジですみません。
最近、全然ジェヴォーダン編が進んでいないのに…
お恥ずかしながら完全にサボっていました。
なんか、毎日更新のペースを取り戻せてないっぽいです。
ごめんなさい。
と、うざったい謝罪文はここまでにして、改めて皆さん、あけましておめでとうございます。
今年も皆さんにキュンキュンしてもらえるよう精進していきたい所存です。
そして今年もよろしくお願いします!!!
今回はお正月特別企画となっておりますのでどうぞお楽しみください!
すや:
『レデース&ジェントルマン!!』
『あけおめぇぇぇぇぇ!!!!!!!』
──シーン……──
すや:
『あれー?皆盛り上がってませんね!?』
『そんなときはお酒を飲みましょう!』
『まあ私は法律で未成年飲酒は禁止されているため飲めませんが!笑』
───シーン……───
すや:
『はい。以上です』
『なんかめっちゃ静かなのであなたちゃんに司会交代してもらいまーす』
あなた:
〔ビクッ……え、私!?〕
すや:
『みんな大好きあなたちゃんなら沢山の人が喜ぶでしょ?』
『じゃ、頑張って下さい』
説明:
このいい加減な作者によって、とある会場にヴァニタスの手記のキャラクター達が集められた。
正月を祝うため会場にはシャンパンタワーなどお酒、その他ジュースにスイーツなどなど、まあ要するにパーティーが開催されている。
あなた:
〔えーっと……〕
さっき空から降ってきた司会の紙を確認しながら会場のステージに立って司会進行する。
あなた:
〔新年、あけましておめでとうございまーす!〕
〔お手に持っているであろうグラスを掲げて…〕
〔年明けを祝してかんぱーい!です〕
会場の皆:
〔〔かんぱーい〕〕
あなた:
〔えーー…それではパーティーを楽しんで下さい〕
〔私は早くステージを降りたいのでさらばです〕
作者のふざけた無茶振りに完璧に応えて元いたヴァニタスとノエのところに戻る。
ヴァニタス:
〔大変だったな〕
ノエ:
〔お疲れ様です〕
あなた:
〔マジでビックリしたよ〕
ノエ:
〔それはともかく……っ〕
〔オレ、タルトタタン食べに行きたいですっ✨〕
〔あとドミのところにも行ってきます!!〕
あなた:
〔私もスイーツ食べに行きたーい〕
〔あ、でも、、、〕
ヴァニタス:
〔……?〕
お酒の飲み比べしたいかも…
クリスマスの日にローランと飲み比べてからというもの、ローランとは時間があれば飲み比べたりしているのだ。
この会場にローランはいるはずだし……
しかも都合よく飲み比べブースが用意されている。
ただ、、ヴァニタスを連れて行くのは……
万が一ヴァニタスがアルコールを摂取したら大変だ
でも、ヴァニタスと一緒にいたい………
ノエはもうとっくにドミニク様のところに向かった
私も早く決めなければ…
考え込んでいるとヴァニタスが訝しげに尋ねてくる
ヴァニタス:
〔おい………なに悩んでいるんだ?〕
あなた:
〔……お酒飲み比べたい〕
ヴァニタス:
〔はぁ?だったら飲みに行ってくればいいだろ?〕
〔なにをそんなに悩む必要がある〕
あなた:
〔だって………〕
「一緒にいたい」なんて我儘かつ恥ずかしい台詞言えるはずもなくて、無言でヴァニタスの服の裾を掴んだ。
ヴァニタス:
〔んなっっ…!//〕
〔〜っ……ガキめ///〕
〔一緒に行ってやるから……そんなに悩む必要はない〕
あなた:
〔大丈夫?お酒飲んだりしないよね?〕
ヴァニタス:
〔しねぇよ!〕
〔なんだお前 そんなこと心配してたのか!?〕
あなた:
〔えー…だって万が一飲んだりしたら困るもん〕
ヴァニタス:
〔自分のことは自分でどうにかする〕
〔早く行くぞ〕
あなた:
〔やったー〕
あなた:
〔ゴクッ───〕
〔ぷはぁっ……もう一杯!〕
グラスをマスターの前に置きもう何杯目かわからないおかわりをする。
ローラン:
〔やっぱりあなたちゃんは強敵だなぁ〜〕
〔私も、もう一杯〕
………余裕たっぷりの様子で楽しそうにお酒をおかわりしている…
さっきから沢山のお酒を飲んで飲んで飲みまくっているのにローランは一向に落ちる気配がない
いつもこうなのだ。飲み比べといってもどちらも一歩も引かず勝負がつかない。
個人的には薔薇酒が気に入ったのでグイグイ飲んでいたらすぐに用意していた分が無くなってしまった。
ヴァニタス:
〔こいつら脳細胞をどれだけ殺せば気が済むんだ〕
〔アルコール中毒で死ぬ前にやめさせろ〕
オリヴィエ:
〔じゃあ代わりにアストルフォとお前で飲み比べてみるか?〕
ヴァニタス:
〔あ?なんっでだよ〕
オリヴィエ:
〔だって誰かが犠牲にならないとあいつらを止めることは出来ないぞ〕
ヴァニタス:
〔お前はあいつらを制御不能な飲酒モンスターとでも思ってるのか??〕
オリヴィエ:
〔ああ。〕
〔あなたのあの飲みっぷりは軽く恐怖を覚えるしローランの方はもっと化け物級にヤバいからな〕
ヴァニタス:
〔酷い言われようだな〕
〔だがオレは酒は………〕
オリヴィエ:
〔なんだ 飲めないのか?〕
ヴァニタス:
〔…………〕
〔別に飲めないとは言っていない〕
〔ただ今日はやめておくというだけで……〕
オリヴィエ:
〔ふっ…情けないやつだな〕
〔それではいつか“オレ達”にあなたを奪われてしまうかもしれんぞ?〕
ヴァニタス:
〈はぁ!!?〉
〈いいだろう!やってやる!!〉
オリヴィエ:
〔ふっ…〕
〔というわけだ。やってやれ アストルフォ〕
アストルフォ:
〔ボクに命令しないでくれませんか オリヴィエ〕
〔この男と何故酒で競わなければならないのでしょう〕
オリヴィエ:
〔勝った方にはあなたとイチャイチャする権利をやろう〕
ヴァニタス:
〔勝手にあなたを景品にするな!〕
アストルフォ:
〔べつに…あなたとなんかイチャイチャしなくてもいいですし〕
ヴァニタス:
〔じゃあお前は金輪際あなたの前に現れるなよ〕
アストルフォ:
〔んなっ……!嘘です嘘!〕
〔仕方ないのであなたを懐柔するためにもこの勝負乗ってやろうじゃないですか!〕
ヴァニタス:
〔だーれがこんな野郎にあなたを渡すか!〕
〔オレが完膚なきまでに叩きのめしてやる!〕
あなた:
〔…………で、どうしてこうなった???〕
私の両腕にはそれぞれアストルフォとヴァニタスがしがみついている。
ヴァニタス:
〔あなたから…………その…手を……離せ…///〕
アストルフォ:
〔そっ……ち…こそ………////〕
〜数分前〜
私とローランが飲み比べていると、無理矢理ヴァニタスとアストルフォの二人にブースを占拠され、私が止めるのも聞かずヴァニタスはアストルフォと飲み比べ勝負をした。
そして、二人がお酒をグイッと一気飲みすると……ヴァニタスは机に目を回しながら突っ伏し、アストルフォは何故かヨタヨタとした足取りで私のところに向かって来るかと思いきや私に抱きついてきた。
あなた:
〔うわっ……!?〕
一気に近くなったアストルフォの顔を確認するとヴァニタスと同じように目を回しながら顔を赤くさせていた。
あなた:
(めちゃくちゃ酔ってる!!?)
アストルフォ:
〔あ〜 あなた〜♡ こんなところにいたんですかぁ〜?〕
〔あい……たかった です……………〕
そして数秒気を失った。
そしていつの間にかヴァニタスがこちらに向かってきてアストルフォを引き剥がそうとして、アストルフォも目覚めて喧嘩を始めた。
〜現在〜
そんなこんなで絶賛酔った二人に取り合いされているのだ
ヴァニタス:
〔あなた…は……………アス…トルフォ………より〕
〔オレを…選ぶ…………だろ…?〕
アストルフォ:
〔いーや………あなたの…愛を…………勝ち取る…のは…………この…ボク………です〕
こんな状況なので何だ何だとどんどん人が集まってくる。
ノエ:
〔あなたが大変だ……!〕
ドミニク:
〔なにをやっているんだいノエ!今すぐあなたちゃんを助けに行ってくるんだよ!〕
ジャンヌ:
〔すみません、ルカ様。私には今すぐに成し遂げなければいけないことがあります〕
ルカ:
〔、、ぐっ……、行ってくださいジャンヌ〕
〔あなたは頼みました…!〕
クロエ:
〔まあ………〕
〔大変よ ジャン=ジャック…〕
〔あの子、可哀想ね〕
ジャン=ジャック:
〔クロエは巻き込まれないようにしないと…〕
オリヴィエ:
〔女性の誘い方がなっていないぞ お前達〕
〔仕方ないからオレが手本を見せてやろう〕
ローラン:
〔君まで行くと混乱が大きくなるだろう?〕
〔今は成り行きに任せようよ!〕
アストルフォ:
〔あなた〜♡ ボクを…選びますよね??〕
ヴァニタス:
〔いや……オレを選べ………〕
あなた:
〔いいから今すぐ誰か助けて…!!!!///〕
fin.
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。