第7話

野郎組と乙女ちゃん
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2019/07/27 00:39
『んっま〜!!!!』






七瀬「渡せなかったねぇ~。」

一条「(嗅ぐ)」


七瀬「何してんだよ。」

『キッモ。変態。』



一条「(ほっぺに擦り付ける)」

『ロリコンかよ。あっすーかわいそ。』


一条「確かさ、あすかちゃんって、
去年準グランプリのときのインタビューで現在、彼氏はいない...」


『いや、ここにグランプリいるよ!?』


七瀬「その後も付き合ってるって噂ないし、、、」

『いや無視!?』

一条「このポーチは俺にとって運命の出会い!」


七瀬「落し物拾っただけなのに?」


一条「てかこれって中身なに入ってんだろ。」

『すとーっぷ!(大声)
女子にだって色々あるのよ?』

一条「ますますテンション上がってきたぁ!(開けようとする)」


『馬鹿か。』

七瀬「ちょ!ばか!お前。
落し物だぞ?」



一条「なにこれ。」


七瀬「バレエシューズ??」

出てきたのは
バレエシューズだった。



『はぁ!?
あっすーバレエしてたの!?
初耳なんだけど』


一条「さらに運命的になってきた!」


『はぁ?』

一条「ガラスの靴を拾ってあげた俺、
そしてガラスの靴を落とした彼女...」


妄想激しすぎだろ!


一条「そして、2人は結ばれる!
俺はシンデレラボーイ
そして彼女は!
シンデレラガール!!!!」

七瀬「君はシンデレラガール...」



男ってやべぇな。


とりま、早く返せよ!って。

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