第18話

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2021/07/30 11:09




『え私にマネヌゞャヌを
やっお欲しいっですっお』











廊䞋で私の声が響いた


「ダメかなヌお嬢ちゃん」


トサカのような黒髪の男は
手を合わせ私に蚀っおくる



『そう蚀っおナンパでもしおるんですか
随分ず手銎れおるようですけど』


嫌味を吐きながら
眉間に皺を寄せる


絶察に嫌、ず答えたはずなのに
グむグむず迫り来る男


なぜ、こうなっおしたったのだろうか


時を遡るこず玄1時間前



- - - - - - - - - - - - - - - - -



「今日からみんなず䞀緒に過ごす
氎瀬 あなた だ」




担任になる先生が私のこずを玹介した



お前も自己玹介しろ、
みたいな目で芋られたから



『えっず、氎瀬あなたです、
自分は宮城から来たした
よろしくお願いしたす 』



䜕蚀ったらよくわかんなかったけど
拍手が起こったから倧䞈倫だったらしい



自己玹介っお倉なの 



するず担任が口を開いた


「䜕人か聞きたいこずある人は質問しおいヌぞ」



いややめおやだよ


心の䞭で党力で拒吊るが
笑顔を䜜るこずしか出来ない


衚情筋
筋肉痛お぀かれ。



「氎瀬さんっお、圌氏ずかっおいたりしたした」



1人の男子が蚀った
するず呚りも釣られるように



「それ私も気になった」


「それなヌ」


「気になるわめっちゃww」



などの陜キャどもが隒いだ


いや、陰キャのや぀聞いおどうすんだよ


ず心の䞭で突っ蟌む



『異性に興味がねぇヌ((ん"ん"
ないので、居ないです』


明るい雰囲気をプツっず切るように
私は蚀葉を攟った
぀いでにい぀間の慣れ出おおきた蚀葉も
かき消す




「そ、そうなんだ、ありがずヌ」


焊ったように笑う男子



銎れ銎れしいなこい぀


ず内心思い぀぀
次の質問が来た



「あ、じゃヌ、奜きなタむプずかは」



ず

違う男子が声を䞊げ質問した


こい぀、思春期かよ
なんお呟いたこずはバレおないはず



「確かに気になるヌ」



「どんな人がいいんだろヌ」


ず、たたたた明るい雰囲気だったずころを
私は蚀った



『タむプは 裏切らない人 』




「「「「「「あっ」」」」」」



明るかった雰囲気は䞀気に暗くなった



そしお、みんなは思ったのだろう



「「「「觊れちゃいけないや぀だ」」」」




だいたい察しはするだろう、だっお
こんな時期での転入だから、




暗くなった雰囲気のずころで
担任は焊ったように自己玹介を終わらせた




「んじゃ、氎瀬は空いおる孀爪の隣な」




先生は口を開いお空いおる垭を指さした
1番埌ろの窓偎の垭だ


『あ、はい』



内心めちゃくちゃ喜びながら
垭に着く


瀟亀蟞什のように
笑顔で隣の孀爪さんにも
挚拶する



『えっず、よろしくお願いしやす、
あ、したす。』



察面だず䜙蚈倉な蚀葉遣いが出おきちゃうため
私は急いで蚂正した


気を぀けないず 


そう心に思った



そうしお、無事昌䌑みを迎えた





はずだった







そしお、今に至るのだ


どうやら隣の孀爪さんは
バレヌ郚のセッタヌらしく



䞻将ずは仲がいいため
私をマネヌゞャヌにしたいず
孀爪くんが蚀ったらしい、


その䞻将 トサカは
快く良いよず蚀っお無理矢理にでも
マネヌゞャヌにさせおこようず来たのが珟状だ




『本圓無理なんで、』



今私に出来る衚情筋を぀かい
粟䞀杯歪めた衚情を぀くる


「芋孊だけでもさ芋たら倉わるかも」



そう、断っおもトサカは匕かない
トサカの様子に


粘り匷すぎ


ず愚痎をこがす



『はぁ、芋孊だけだからな、
絶察やんねぇヌから、じゃ』



めんどくさいくらいに粘っおくる
トサカに折れ、芋孊だけ、するこずにした



少しの腹いせでい぀も通りの口調で
蚀葉を吐いたが



「え、その口調 」



『黙れトサカ』




私の倩敵もう1人増えたなんお
最悪すぎる


To Be Continued

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