第52話

ジョンウ 🎂
909
2024/02/19 09:13
明日は俺の誕生日だから、あなたが「どうせ明日行くとこ一緒だしー」って俺の部屋に泊まりに来てくれた。



あなた美味しいごはんを作ってくれて、美味しいお酒をくれて(度数が低いやつ)一緒に飲んで、のんびりお話しして、そろそろ寝よっかと、お風呂に先に俺に入らせてくれて、髪の毛を乾かしてもくれた!

そして今はヌナがお風呂にいってしまったので、1人でベットに寝転がり、携帯を触る。





「じょんう〜、寝ちゃった?」





そう言いながら、俺の顔を覗き込んできた、お風呂から上がってきたかわいいかわいい俺の大好きなヌナ。

すっぴんで赤ちゃんみたいで本当にかわいい。





ジョンウ「んー、寝てないよー」



「あ、起きてた」




ジョンウ「あ!髪の毛乾かしちゃってるじゃん!俺が乾かしたかったのにー!」







「あはは!じゃあまた今度乾かしてね」


ジョンウ「もちろん!」


「あ、もう12時すぎちゃってるじゃん」


ジョンウ「え!もう?ヌナといると時間が過ぎるの本当に早い」



「お誕生日じゃんー」


 

ジョンウ「そうだよ!ヌナに一歩近づいたよ!」




「じょんう〜」




俺の名前を呼びながら、俺の隣に座ってきたあなたは、ぐしゃぐしゃと俺の頭をなで、ぎゅうぎゅうに頭を抱き締める。




ジョンウ「んふふふ!」



「ジョンウ、お誕生日おめでとう」



ジョンウ「うん!ありがとう!」




「ヌナはね、ジョンウに世界中の祝福の言葉を全部言ってあげたいくらいだよ、本当にお誕生日おめでとう」




ジョンウ「うん!ありがと!すっごいうれしい」






あなたは俺から離れ、また頭をふわふわ撫でてくれた。





「あたしね、太陽みたく笑うジョンウを見るとね、疲れてるのも忘れちゃうんだよー」



ジョンウ「ほんと?」



「うん、あたしが辛かったり、疲れたりしている時に、隣を見るとジョンウが、その笑顔で笑ってくれてるのを見るとね、すごく慰められるの。いつも、ありがとね」



ジョンウ「え、めっちゃうれしいけどなんか照れる」






あなたと向き合う形になり、改めてあなたの顔をまじまじみるけど、良すぎる、俺の飼い主、顔の造形が良すぎる、神からのお恵みやん。

だからこうやって正面で向かい合って座ると改めてちょっと照れる。




「ジョンウ、手だして」



ジョンウ「ん!」





あなたは俺の手を、あたたかい両手で優しく包みながら子供相手みたいな口調で俺に話しかける。





「おまじないするから、目をつむって」




ジョンウ「えーなにー」




「誰よりも暖かくて、やさしすぎるジョンウが、傷つきませんように。ジョンウには何一つ、悲しいことがふりかからず、幸せでいいことばかり溢れる人生になりますように。

これからも、自信を失う事がなく、自分自身を追い込まないであげてね。

ジョンウはいつだってかわいくて、かっこいいよ。」






大好きで、憧れのヌナにそんなこと言われるから、嬉しくて、うれしくて、うれしくて、涙が滲んだ





ジョンウ「ヌナぁ〜」



「泣かないのー」




ジョンウ「だって、うれしくて!こんなこと言われて泣かない人いないでしょ」




「あはは、ほんとのことしか言ってないよ、これからもジョンウのやりたい事全部やりなー

はい、目、開けていいよー」




と言われたので目を開けると、手首にシンプルなシルバーのブレスレットが付いていた。





ジョンウ「っえ!?」



「プレゼントだよ」



ジョンウ「え!ええ!え!めっっっちゃうれしい!ありがとう!かっこいいー」





「さすがあたしのワンコ、似合ってるね」




ジョンウ「ほんとうれしい!ヌナありがと!!!明日みんなに自慢しよ!」







この後はあなたに甘えまくり、膝枕してもらっていたら、いつの間にか眠ってしまっていた。



気がついたらあなたも寝ちゃってたみたいで、2人で夜中に目が覚め、あなたにずっと膝枕で足痺れた!と文句を言われたけど、うれしいが勝つから気にならなかった。








ジョンウ(ヌナ今日はもうこのまま一緒に寝よ!)
(いいよー)
ジョンウ(手繋いで寝よ!)

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