第48話

ドヨン🎂
1,025
2024/02/01 04:34


23:50

あなたの部屋の前に到着。

変質者と疑われそうだったが、真っ先に祝ってもらいたかったので、仕方ない。




0:00

俺は沢山の人からの通知を無視して、あなたの部屋をノックした。


すこしあいたドアの隙間には天使がいて ちょっと一瞬、目が眩んだ。




「、、、オッパ?、、びっくりじゃん!お誕生日おめでとうだね」



あなたはドアを開けて俺の顔をみた瞬間、すっぴんで赤ちゃんにしかみえない顔でにっこり笑いながら抱きしめてくれた。





ドヨン「あなた」





しばらく2人でぎゅっする。
あなたの肩口に顔を寄せて、こっそり匂いを嗅ぐことも忘れない。



「こんな時間にきてくれてありがと、あたしが行けばよかったね」


ドヨン「俺が勝手に来ただけだし」





「オッパ、プレゼント渡したいから、お部屋入ろ?」とあなたは俺を離そうとするけど、


あなたの甘い甘い匂いは俺を惑わせるから、
離れたくない。







「オッパァ?」




ドヨン「やだ!だって少しも離れたくないんだもん」









あなたは俺のそんな渾身の愛嬌を込めたわがままを、「なんだそれ」と笑って無視して、俺を引き剥がして部屋に連れて入る。



でも、どうしても触れたくて、

触れたくて。




また後ろから抱きしめる。





「あなた、ほんとに好き。世界で一番、あなたが好き、もう、俺たち結婚しよう」


今日は俺の誕生日、一番届いてほしいこの願いは声に出せないから、想いを込めてぎゅっとぎゅっと抱きしめる。

ねえ、神様、あなたにこの想い届いてますか?











「んふふ、そんなにぎゅってされてるとプレゼント渡せないよお」




ドヨン「プレゼントなんかいらないからこのままいてもいい?」




「だめえ」




ドヨン「もー」




俺の腕からするりと離れていったあなたは小さなプレゼントを持ってきて渡してくれた。





ドヨン「ありがとう、開けていい?」




「うん」 



ドヨン「香水だ!」



「そう、あたしの香水だよ」



ドヨン「え?」



「あたしが使ってる香水」



ドヨン「女の子用?」




「まあね、でもメンズも使えるよ」



ドヨン「あなたの匂いかあ、枕につけて寝るね」





「うん、いつもあたしがそばにいること忘れないでね、いつもあたしを思い出してね」





ドヨン「もちろんだよ」




「今日は泊まるの?」




ドヨン「誕生日だもん、泊まる」



「んふふ、しかたないなあ、特別だぞー」


ドヨン「やった!いいの?」


「お誕生日だからね」






それから2人で同じベットに潜り込んだ。








「狭い」




ドヨン「そう?俺にはぴったりな狭さだけど」




「もう、くっかないで」








そう言って鬱陶しそうに言うあなたが、あまりにも可愛くて俺は、おもいっきり抱き締める。





「もーやめて」



ドヨン「誕生日なんだから許して」





そう俺が言うと、呆れたように「ハイハイ」と言われたけど、気にしない








ドヨン「あなた」




「 んー?」




ドヨン「あなたは俺の宝物」





「ぷっ、あはは。何急にー」





ドヨン「ほんとうに宝物。俺はあなたの声が好き。顔も好き。体も髪も肌も柔らかさも、わがままなところも全部好き。全部全部全部好き。


俺の、宝物」








「あはは!ありがとー、あたしもオッパは宝物だよ」





ドヨン「ほんと?」






あなたの顔を見ようと、あなたから体を離すと、くるっとこっちを向いたあなたが、もう、ほんとになにこれ、本当に同じ人間なの?
絶対天使って笑顔で








「オッパのー、歌声も顔も髪も肌も、やさしさもあたたかさも、その、引っ付いてくる感じとかも。オッパの全部好きだよ?オッパはあたしにとって、太陽みたいな大切な存在だし、あたしの宝物だよ」








あなたの言葉にちょっと目が潤んでしまって、恥ずかしくてあなたに見られないようにあなたを前から抱き締める。






ドヨン「ありがとう、俺幸せだー」





「オッパァ」


ドヨン「ん?」




「お誕生日おめでとう、生まれてきてくれて、あたしと出会ってくれてありがと、これからも幸せに過ごそうね。ずっと健康でいてね、愛してる。」









俺も、愛してるよ、あなた。


28歳はじめ、大好きで大切なお姫さまの首元に頭を填め、スンスンと匂いを嗅いで、あなたの匂いに包まれて眠る幸せを噛み締める。









(ねえ、ほんとそろそろ離れてほしい。寝れない)
ドヨン(さっきまでのいい雰囲気どこいった)
(はい、おやすみー)
ドヨン(急につめた!温度差に風邪引く!)

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