第14話

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2021/07/01 14:59
あのことから、一週間以上話してない。

あともう少ししたら席替えらしいんだけど、このまま離れちゃうのかな……

いやだなあ

自分から話しかける勇気なんて私にはない。

ずっと待ってるだけ。


ほんとに西畑に気持ち悪がられたりしてたらどうしよう。


もうやめた方がいいのかな?


授業中にそんなことを考えて、一人で泣きそうになっていた。


その時、


『…あ、なあ、なあって、あなた?』

「へ…?」


嘘でしょ?幻聴なのかもしれない。そう思って私は無視していると

『聞こえてる??!』

肩を揺すぶられた。

「ん、いや、ごめん…」

『はあ、良かった。』

「どしたの?」

『なんか鼻すすってる音地味に聞こえるし、ずっと伏せてるからさ』

「ごめんね。」


なんか気まずい。そう思ってるのは私だけ?

正直に気持ち言ってみようかな?

「なんか、久々に話すね。笑笑」


『…』


無言になった。どうしよう。やっぱ気まずい?


『あの、その、、、ほんまにごめん。』

『俺、聞こえちゃって、、、なんか気まずくて話しかけずらくて、、』

「こちらこそ、ごめんね。」

「私も気まずくて、普通に話しかけれなかった。」

「また前みたいに話したいなって!、、、」

『俺も!じゃあ仲直りやな笑』

「うん笑」



良かったああ!!仲直りできた!!!

もう私の恋は終わったのかと思った、、、、

まだまだ続くよ私の恋は!!








このタイミングで少し気になったこと聞いてみようかな






「そういえばさ!なんであの時西畑いたの?」

『え、あ、いや〜…』

『あ、あの!!その日居残りで先生に用事あって探してたから、さ!!』

「ふーん、そゆことね!確かにあの時カバン教室にあったね!」

『そうそう!その時たまたま通って声が聞こえてきたから。』



そういうことだったんだ。聞けてよかった。でも、心なしかちょっと辛いような寂しいような顔してた気がする。

それはなんなの、西畑?































いつまで経っても小説書くのはむずいぞおおお😇

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