※gttb視点です
※本人様とは全く関係の無い妄想です
※前回の話とは関係の無い話になってます
※学園モノ
「好きです」なんて、言えなかった。
けれど、君を俺のものにしたくて。
他の誰かのらっだぁなんて考えられなくて。
だから俺は_________
数ヶ月前
らっだぁは色んな人と仲が良かった。
俺とらっだぁは家が隣同士で、
よく家族ぐるみで仲良くはしていたものの、
学校ではそこまで話さない。
夜になったら毎日どちらかの家で
ゲームをする、そんな毎日を送っていた。
らっだぁと過ごす毎日はとても楽しかった。
だけど、俺は。
学校でもらっだぁと過ごしたい、らっだぁと話したい、側に居たい。らっだぁを束縛して閉じ込めたい俺だけと話して俺だけど過ごして俺だけに笑って欲しい他の誰かなんて近寄って欲しくない。
そんな感情が、渦巻いて。
らっだぁを好きだと気づいたのは、
そんな黒い感情が出始めてからだ。
「俺だけのものにしたい。」
そのために手段は選ばない。
……躊躇いや後悔はなかった。
「万引きをしたらしい」
そんな噂と写真が流れていた。
らっだぁと仲良かった奴も、皆離れていった。
みんながらっだぁにキツく当たる。
だんだんらっだぁが暗い表情になっていくのが
辛くて。
クラスメイトは、ろくに話も聞かず、
大半は見て見ぬふり。
もちろん、らっだぁはそんなことしてないし
そんな事するやつじゃない。
……俺が1番知ってる。
「俺が、何があっても、何をしてでも、お前を守る」
あぁ……面白いほどに計画通り。
ちょっとらっだぁのフリをして加工すれば
みんな騙される。
ここまで上手くいくとは。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。