第32話

❁32❁
2,294
2018/12/28 12:33
紫耀side





よし、話すぞ…





どう受け止めてくれるだろうか…





ーーーーーーーーーー
平野紫耀
なんで今日ここに連れてきたかと言うと
LINE始めて今日で1週間経つよね?
私
う、うん…




あれ、なんか元気ないなぁ…
平野紫耀
でね?最初は期間限定でって話してたじゃん
でもね、まだLINE続けたいって思って
私
えっ、嬉しい…
平野紫耀
え?そ、それでね
メンバーに相談したらここで話したら?ってなって今に至ります…
私
今日お別れの挨拶されるんだとばかり思ってたから…泣
あなたが泣き出した…
永瀬廉
永瀬廉
おい〜、紫耀があなたば泣かせた〜










俺が涙を拭こうとした時だった____。











横からスッと____。












岸優太
岸優太
大丈夫?お別れだって心の準備してたんだね
でも終わりじゃないから安心して



そう言いながら岸くんがあなたの背中をさすった






髙橋海人
髙橋海人
なんで岸くんなの(笑)
岩橋玄樹
岩橋玄樹
そこは紫耀でしょ(笑)
岸優太
岸優太
え?あっごめん(笑)
神宮寺勇太
神宮寺勇太
空気よめ〜(笑)
永瀬廉
永瀬廉
まぁ、岸くんらしいわぁ



この時俺以外は気づいてなかったみたいだけど




岸くんに背中さすってもらってたとき





あなたの顔赤かった…






でも、見てないふりをしながら
平野紫耀
まぁ、そうゆうこと(笑)
それと、もう一つ
私
もう一つ…?


あなたは不安そうな顔をしていた



平野紫耀
このLINEのID付きのカード渡したのは
あなただけなんだ、他の子に渡したのは
ただのメッセージだけ
私
えっ?よくわからない
他の子とも1週間限定でLINEしてるんじゃないの?
平野紫耀
ううん、してない。
そもそもこれは1枚しかないの
私
そ、そうなの?
なんで私…?
平野紫耀
うん、
あなたのこと気になったから渡した
私
えっ…
あ、ありがとう…?
ちょっと、顔を赤らめながらあなたはそう言った
永瀬廉
永瀬廉
ちょっと、そこ!
いちゃつかないでな〜
私
いちゃついてない!
だって紫耀は友達だもん!


おっと?今なんと?


友達?


俺の心が…折れそう…




神宮寺勇太
神宮寺勇太
んーと?あなたちゃん?
それは今言わないでおこう?
髙橋海人
髙橋海人
あはっあなたちゃんもしかして鈍い感じ?(笑)
私
えっ?何がですか?
永瀬廉
永瀬廉
もうええで(笑)
てか俺ともLINE交換してくれへん?
私
え!したいしたい!
永瀬廉
永瀬廉
ええの?やった!



このタイミングで…



俺の心ズタボロ…(笑)



岩橋玄樹
岩橋玄樹
紫耀大丈夫か?
何かを察したのか玄樹が声をかけてくれた
平野紫耀
おう…なんとか(笑)




でもまぁ言いたいことは言えたしよかった?かな




プリ小説オーディオドラマ