あなたside
お店に入ったら…
まぁ、それはそれは
めちゃめちゃお高そうなお洒落な雰囲気のお店
外装はなんだか普通だったのになぁ
なんて思ってたら
そう言って平野くんが椅子を引いてくれた
そう言うと平野くんが少し悲しそうな顔をしたような気がした。
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紫耀side
おっと…今のは悲しい(笑)
そんなことないっ、、かぁ。
ま、まぁいいか(笑)
なっ!
廉何言ってんだ
あなたちゃん照れてんじゃん
なんだよ、やっぱ廉か…
やっぱ可愛い
その笑顔が見れて俺は幸せ。
廉、頼むからそれ以上話さないでくれ
あなたちゃん廉に慣れてきた…?
おーい(笑)
廉の時は素直に下で呼ぶの?!
ずるい!
廉、まじずりぃ…
そ、そんな呼び捨てされるなんて思ってないし
そりゃ変な声出るわ
そんなん最初からいいに決まってる
そうきたか…
恥ずかしい。
うわ、廉やるじゃん
恥ずかしくて言えねー
なんだか今日でだいぶ距離が
近くなった気がした____。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!