あなたside
駅で待ち合わせして岸くんの家に行こうとした時
岸くんが私の荷物を持ってくれた
岸くん優しいなぁ
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意外にも普通のマンションだった
イメージしてたのはもっと大きな家(笑)
庶民派なのかな?
緊張してたけど案外大丈夫かも!
家も探さなきゃだし頑張るぞー!
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岸くんside
冷静さ保ってたけど
普通に考えて緊張してきた
あなたちゃんは平気なのかな
あ、明日休みだからあなたちゃんとメンバーの楽屋行こうかな
ふいに優しいとか言われると照れる
俺今顔赤いかも…
そう言って俺のおでこを触ってきた
あなたちゃんは頭にハテナマーク浮かべながら俺を見てきたけど
気付かれなくてよかった
さ、お風呂入って寝よう。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。