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第2話

1 こじれた初恋①
この日は朝から快晴で、窓からまぶしい朝日が射し込んでいた。
部屋の主・春名あなたはベッドに腰かけ、ハァハァと息を乱している
春名あなた
春名あなた
ハァハァ
なぜなら目の前には、白シャツをはだけた超イケメンが座っているから。
イケメンの名は永瀬廉。あなたと同い年で、同じマンションに住むお隣さん。
二人は小さい頃からずっと一緒だった。いわゆる幼なじみというやつだ。
そして今朝、あなたは廉のシャツのボタンをとめる役目を任された。
あなたのあがり性を克服するために、廉が特訓してくれているのだ。
だけどあなたは、モタモタするばかりで、ボタン一つもまともにとめられない。
春名あなた
春名あなた
心)ダ、ダメ。こんなトロいと廉くんに怒られちゃう!
焦れば焦るほど、ボタンをとめようとする手が震えた。
案の定、廉はムスッと不機嫌そうな表情のままで。
永瀬廉
永瀬廉
お前ってマジ、ゴミな。シャツのボタンひとつもとめられへんとか
春名あなた
春名あなた
ご、ごめ・・・っ
永瀬廉
永瀬廉
もーいい
結局ボタンをうまくとめられないまま、特訓は、終わった。
永瀬廉
永瀬廉
15分後に玄関前。遅れんじゃねーぞ
春名あなた
春名あなた
・・・・・・は、 い・・・っ
廉は、ベランダに出ると、春名家と永瀬家の間にある柵を越えて自分の部屋へと戻っていった。
部屋に取り残されたあなたは、長い髪の端を両手でギュッと握りしめる。
これは不安になった時のあなたの癖だ。
あなたは、ペットの文鳥・文之助に泣きついた。
春名あなた
春名あなた
文之助さん〜!ほんとに私ってダメダメです・・・・・・。
廉くんといると心臓がドキドキしちゃって・・・・・・
最近なんだか変なんです・・・・・・
文之助
ピヨォーーーーーーー?
鳥かごの中の文之助、真っ赤な顔をした主人を見て、
不思議そうに首をかしげた。





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